ノアの花嫁２ (ページ9)

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『う、うそ…』

消し飛んだけど思っていたティッキーの体はなんともなかった

「あははははははッホント何者だよ…っ」

拒絶拒絶拒絶拒絶拒絶拒絶拒絶

ティキが笑った瞬間背筋が凍るようにゾクゾクと嫌な空気を感じた

『逃げて！！！』

「Aねえ、どうしたの？」

『いいから早く！』

「っ！わかった」

ロードもティキの攻撃を感じ取って捉えてたリナちゃんたちごと攻撃が当たらない範囲まで浮かび上がった

ゴッ！！！！

大爆発が起こった

リナリー達は無事らしい

「Aたまが気づかなかったら巻き込まれてたレロ～！」

ティッキはアレン君を黒い球体の中に閉じ込め自分も中に入ろうとしている

あのままじゃアレン君が危ない

ダンッ

足に力を込め思い切り壁を蹴りティキの元へ

「Aか、、また俺に攻撃させようとするのか」

『アレン君に何したの…？』

「真空に閉じ込めただけだ」

『やめて

　お願い、アレンくんを出して』

「だめだ。
　また酷くされたいのか？」

『私は構わない』

「Aは、俺がAを傷つけて平気だと思ってんのか？

　俺を苦しめる気か…？」

『っ、、ごめんなさい…』

「ﾁｯ、、、泣くくらいなら飛び出てくんなよ…」

『わかってる…

　だけど、あそこでずっと見てるなんて出来なかった…！』

「A、、どけ。殺すぞ、、、」

『殺せばいいじゃない…

　別に殺されたって、構わない』

ティキは苦しそうな表情をして私には何もしてこなかった

「、、、、、ロード、Aどうにかしろ」

「えーしかたないなぁ、」

ビュン

目の前にロードが現れ

「ごめんねぇAねえ、じっとしてて」

キャンドルで刺された痛みも出血もないけど体が全く動かなくなってしまった

そうしている間にもティキは球体の中に入って行ってしまった