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ティキside


「あ、、A、まじか…」



怒ってた


かなり怒ってた


俺のこともういいって言ってた


「あのー…すいません、私ふざけ過ぎました?」


「まっっっったくだよ!」


さっき話しかけてきたこの女は


いわゆる昔の女


と言っても、一回寝ただけ


どうしてもって頼まれたから


告白もされたけど、絶対に好きにはならないと断った


今は俺にはもうそんな感情はないはずなのに、


「久しぶりに見かけて、ちょっとちょっかいかけただけじゃない」


「大本命と一緒にいるときに笑えない冗談はやめろ!」


「今の子が大本命?Aさんって言ってたわね、すごく可愛らしい綺麗な方だったわ…紹介してほしいくらい」


「マジでふざけんなよ…」


「あはは、冗談

 それよりもいいの?追い出す感じになってしまったけど」


「、、、怒ってたよなあ」



「そりゃ、当たり前よね」


「だってよ、気持ちは無いにせよ昔寝た女と同じ場所にいるのは嫌じゃねえか?」


「んー、ティキさんの考えもわかるけど、、、より悪くしたというか、火に油というか…」


「そうなのか?」


俺としては

昔寝た女と一緒にいるのは嫌だと思うし、俺がそいつと話してるのを見るのは嫌だと思うし


先に帰ってもらって追いかけようとしたんだが


「だってティキさん理由も何も言ってなかったじゃない」


「昔の女ですって言えってか?」



「言った方がまだましでしょうよ
 少し考えてみて、

 そうね、私がAさんの元カレで、ティキさんがAさんで、Aさんがティキさん」






〜ティキの想像〜

デート中

Aの手が急に誰かにつかまれる


振り返るとロン毛のエクソシスト、神田ユウがいた


『神田、くん…?』


「あぁ、A、会いたかった」


『なんで、ここに?』


「たまたま外に出ていたらAがいたんだ。やっと捕まえた。帰ってこい」


『帰る…?』


「言っただろ?Aの居場所は俺だ」


まるで仲間はずれな俺、間に入ることはおろかなにも言えない


「、、、A?」


『ごめんなさい、ティキ。先に帰っていて』


「は?」


『いいから、先に帰って』


「え、、、」








「無理なんだけど!!」


「そういうこと、早く追いかけたら?」


「お前が元凶なのに!


 あぁー…くそっ、じゃあな!」













「あんな必死なティキさん初めて見た、、、よほど大切なのねぇ」

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設定タグ:Dグレ , ティキ・ミック , 神田ユウ   
作品ジャンル:恋愛
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月下*妖狐(プロフ) - 神田可愛い(*´ー`*) (2017年5月6日 22時) (レス) id: b3656ffd00 (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - ルベリエマジ許さん:( #´°ω°` ):イラッ (2017年4月24日 20時) (レス) id: b3656ffd00 (このIDを非表示/違反報告)
アンダーテイカー(プロフ) - はよ、神田さん夢主ちゃんを助けてやぁぁぁぁぁ!!・・僕の純粋な願いですね…はい…… (2017年2月28日 22時) (レス) id: b3656ffd00 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒パラ | 作成日時:2017年2月28日 22時

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