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「お、戻ってきた」


シャワーを浴びてお風呂に入って(髪を洗うのも体を洗うのもほとんどルルがした)


部屋に戻ればティキがベッドに横になって本を読んでいた


「では、我が君、また食事で」


『ありがとうルル、気持ちよかった』


かしづくルルの頭をなでればまた嬉しそうに目を輝かせて戻っていった


バスローブのままティキの上に乗った


「ん、いい匂い」


『ルルが用意してくれたの』


「いい仕事すんじゃん」


本を閉じて横に置いてわたしの腰に手を回す


「今度は俺の番?」


『そうしたいところだけど…あなたまだ療養中でしょ?
 私を可愛がるのはまた今度にして、今は私に可愛がられて』


ティキの横に寝て彼の頭に腕を伸ばし、そして優しく髪に指を通して撫でた


「我慢?」


『今は我慢して、怪我してるのだから』


「、、、こっちの方がしんどい」


『じゃあキスまでなら…』


「言ったな?」


『へ、ちょ、、ちょっと』


私に覆いかぶさるティキ


手はしっかりとつながれていて抵抗はもうできない



口をあけながら近づいてくる彼の顔



『あ、』


た べ ら れ る


『んんぅ…!』


濃厚すぎる


こんなキス初めてなんだけど



なにこれ



『ちょ、、ちょ、、っと』


「ん、しゅうちゅう、、しろ…んぅ」ちゅう



年上だからってこんなにも違うものなの?


経験の差ってやつ


だとしたら


『(すごく、気が悪いんだけど)』


「ん?、、おい、なんでそんな顔してんだよ、怒ってんの?キス嫌だった?」


『違うから、あなたが慣れてる気がして嫌だったの』


「、、、」


黙って驚いた顔で固まるティキ


と思いきや今度は深いため息をついた


「嫉妬かよ…可愛いかよ…」


『なに?』


「俺が他の女としたって考えて嫌になっちゃった?」



『、、、ん』



「はぁぁぁぁ…かわいい、おいで」


手を広げたティキの中に納まった


「機嫌、直してくれよ」


『だってティキ、上手だったから…』


「、、、Aよりも10年長く生きてりゃあなぁ





 それよりもさ、」


急に声色が暗くなった


怒ってる?


「上手って、誰かと比べてるの?」


『や、あ、、、』


「もしかして、あのロン毛?」


『あの…』


図星


ていうか何でバレた



「分かった、いいぜ

 キスだけで飛ぶくらい可愛がってやる」


『ま、まって、、ちが、、ん、ん、、んぅ!?!?!?』


「、、きもちぃなぁA♡」



『ふぁ、、ん♡♡♡』

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設定タグ:Dグレ , ティキ・ミック , 神田ユウ   
作品ジャンル:恋愛
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月下*妖狐(プロフ) - 神田可愛い(*´ー`*) (2017年5月6日 22時) (レス) id: b3656ffd00 (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - ルベリエマジ許さん:( #´°ω°` ):イラッ (2017年4月24日 20時) (レス) id: b3656ffd00 (このIDを非表示/違反報告)
アンダーテイカー(プロフ) - はよ、神田さん夢主ちゃんを助けてやぁぁぁぁぁ!!・・僕の純粋な願いですね…はい…… (2017年2月28日 22時) (レス) id: b3656ffd00 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒パラ | 作成日時:2017年2月28日 22時

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