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ブライアン「ターゲットの名前はエルナン・レイエス

 麻薬組織のボスだが現金取引のおかげで逮捕されない」


『じゃあ銀行も使わないのね
 どこかに現金が保管されてる』


ブライアン「そうだ

 保管所は十カ所。街のあちこちにある」


ドム「その全部からいただく」


ローマン「正気じゃねえ

 この国を取り仕切ってるやつから、金を奪うってのかよ
 ビジネスかと思ってたのに、恨みでもあるのか


 復讐か?
 こういっちゃ悪いが、復讐はビジネスにはならない

 悪いが俺は降りるぞ」

ドム「今回の仕事は1億ドルの稼ぎになる」



乗り気ではなかったローマンだったが


ドムの言葉を聞いて一気に態度が変わった



背を向けてどこかに行こうとしていたがすぐに帰ってきた


テズ「一人1100万ドルか、」


ローマン「女と嫌ってほどやりまくれる」


ローマンの一言にAが顔をしかめる


『男って、みんなあぁなの…』


ハン「いや、少なくとも、俺は違う」


独り言のつもりであったが隣にいたハンが返したため少し驚いた


まだお互いに自己紹介もしていなかったためうまく言葉を返せず


『そうなの』

としか言えなかった


再びドムの方を向いたAの顔をハンはじっと見ていた


無論、Aは気づいていない



『同時に10カ所を襲うのは、不可能よ』

ハン「1カ所を襲った後は、残りの警備が厳重になるだろうな」


ドムが不敵に笑う


ドム「その通りだ」








ドムの作戦を聞いてそれぞれが準備に入る

パソコンを開き近くにあった廃材の上で操作しているAのもとにハンがやってきた


ハン「君だけ名前を聞いてなかった
 俺はハン、よろしく」


『A・タチバナよ、よろしく』


ハン「タチバナ…?」


『母がフランスで父が日本人なの』


ハン「道理で
 綺麗な黒髪だと思った」


『あなたもじゃない』


ハン「俺は綺麗ではないさ」



『あなた、女性慣れしてる?』


ハン「なんで」


『そう思ったから』


ハン「してないよ、恋人もいない」


『そう、変なこと聞いたわ。ごめんなさい』


ハン「いやいいよ

 一緒に仕事する仲間だ。仲よくしよう」


『えぇ

 ローマンたちよりは仲良くできそう』


ハン「初対面であの挨拶は無いからな」


『次やったら本当に撃っちゃいそう』

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ムスメ3(プロフ) - いつか続きが見たいな (9月3日 18時) (レス) id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - 楽しみすぎる!!!! (6月28日 20時) (レス) @page20 id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - 時系列順に書いていく感じですか? (6月28日 20時) (レス) id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 更新楽しみにしています♪ (6月1日 18時) (レス) @page13 id: 7c123a14af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒パラ | 作成日時:2023年5月29日 23時

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