ワイルドスピード (ページ20)

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『んぅ、、ん、はぁ、、』

ハンはAから出る甘い声にゾクゾクしながらもキスを続けた

抱きしめていた手はAの太ももや腰、背中をなぞるように動く

誰かに見られるかもしれない、そう思って体を離そうとするA

しかしそれはハンに阻止される

顔を固定され思うままに食べられる

後ろが騒がしいと目を開けばみんながミアのところに集まっていた

きっと赤ちゃんの話を聞いたのだろう

ﾊﾝ「、、、よそ見、余裕あるの？」

『えっ、やっ、、、ん』

恥ずかしさが優っていたAだがだんだんと気持ちよさの方が強くなって

もう周りのことなんてどうでも良くなった

ﾛｰﾏﾝ「おい！なんだお前らもか！」

ブライアンを揶揄いながら祝っていたローマンが振り返った拍子にハンたちを見つけたのだろう

元々隠れられる場所ではなかったから簡単に視界に入ってしまった

ﾃｽﾞ「おいおいおいおい、おめでただらけじゃねえか」

口を離してハンが振り返る

ﾊﾝ「、、、バレたな」

『隠す気なんてなかったくせに』

ﾛｰﾏﾝ「ドム馬鹿のAをよく落としたなぁ！
　ドムはいいのか？」

ﾄﾞﾑ「ハンなら安心だ

　Aを守れるし、Aに世界を見せてくれる」

『ドムは私のお父さんじゃないんだけど』

ﾌﾞﾗｲｱﾝ「絶対に今回の仕事は失敗できないな」

ﾄﾞﾑ「するわけねぇだろ」

自然とAたちの周りに人が集まった

ﾄﾞﾑ「金は手に入るがいるか消える

　だが人生で大切なものはいつまでも消えない
　それはここにいるお前たち、仲間だ

　ファミリーに乾杯」

「「「「「乾杯」」」」」

　