ワイルドスピード (ページ18)

今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:7,812 hit

17 ページ18

仕事決行がとうとう明日に迫った今日

今晩はBBQ、そしてごちそうを作って前祝をする予定だ

食料の調達はミアの仕事、Aはおなかに赤ちゃんがいるミアの護衛として一緒に買い物に出かけていた

ﾐｱ「お肉は十分ね、あとは…」

『デザートにフルーツはどう？それから、ミアも軽く食べられるものを

　皆にはまだ言わないの？』

女同士ということでAには集結したその日にミアから伝えられていた

ブライアンからも同じ女として支えて欲しいと頼まれていたのだ

『歩くの辛くない？』

ﾐｱ「大丈夫よ、ありがとう」

『いいわね、好きな人との間に子供ができるなんて素敵なこと』

ﾐｱ「Aは、ハンとはどうなの？」

『バレていたの？』

ﾐｱ「見ていてわかるわ
　安心して、気づいてるのは私と兄さん、テズくらいだから」

『兄弟そろって鋭いのね

　まだ彼とはわからないわ
　自分が子どもを産むって想像もできないから』

ﾐｱ「子供ができてもできなくても、あなたとはハンと幸せになってほしい」

『ドムからも見込まれている人だもの、ハンは』

ﾐｱ「どこが好きになったの？」

『さぁ、どこかしら…

　直感っていうのが一番合うわね
　感じたの、この人が好きって』

ﾐｱ「素敵じゃない、何かあったらまた教えて」

『分かってるわ
　さ、あとほしいものは無いわね』

カゴをもって会計に行こうとした２人、

その２人の後ろから男が近づいた

真っ先にAが気付きミアを後ろに隠して振り返った

『誰、殺すわよ』

ﾐｱ「、、、ヴィンス…？」

そこにいたのはかつてのドムのファミリー、ヴィンスだった

ｳﾞｨﾝｽ「レイエスの部下が追っている」

その言葉を聞いてAとミアは振り返らずに走り出す

ヴィンスも一緒に車に乗せてドムたちがいるアジトへと戻った

ヴィンスを見るなりブライアンがけんか腰になり立ち上がる

ﾐｱ「やめて！助けてくれたの」

『レイエスの部下が来ていたわ、彼がいなかったら気づかないでつかまってたかも』

何も言わずにドムを見るヴィンス、

ヴィンスは気まずそうな表情をしていたがドムはいつもと変わらない

ﾄﾞﾑ「腹減ってるか？」

ｳﾞｨﾝｽ「、、、腹ペコだ」

ﾄﾞﾑ「食ってけ、お祈りは済ませてるだろ」

ﾌﾞﾗｲｱﾝ「、、、ありがとう」

ﾊﾝ「礼を言う

　A、何もなくてよかった」