愛ほど歪んだ呪いは無い AfterStory

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夕方

もうすぐ帰るという連絡をした

楽しみ過ぎていつもよりもハツラツと祓うことができた

あ、Aから返信

『じゃあ、ご飯の準備するね。気をつけて帰ってきて』

Aのご飯とみんなで食べられるということでウキウキが止まらない

あ、そうだ

「すまない、少し寄り道してもいいかな」

せっかくだ

プレゼントを買っていこう

この前見つけたおしゃれなケーキ屋

美々子と奈々子の言う”映える”ケーキがたくさんあった

きっと喜んでくれるよね

Aにはこの前の写真のお礼もあるし、別の箱でたくさん、、、いや、かわいい娘たちにも任務頑張ったご褒美でたくさん、、、ホールで買った方がいいのか？ホール何個だ？

「５個、、いや、種類あった方が喜ぶ？、、まてよ、、賞味期限、、、」

「お決まりになりました？」

「いや、、えー、、っと





おすすめ、全部？」

「はい？」

・


・


・

「ただいま」

少し重たい荷物をもってドアを開けた

「おかえりなさーい」

玄関までお出迎えしてくれるAかわいい

私を見るなり驚いた表情をする

「どうしたの、その荷物」

「えへへ、買いすぎちゃった」

手を差し出されたため荷物を預けた

「重い、、何個買ったの？」

「５個、、、」

「うそ、こんなに重いのに？」

「１人、、、、５個、、、」

「え？」

「だってね、全部みんな好きそうだったから、、、」

「もう、、、」

「ごめんね」

呆れられちゃったかな

「ケーキ買ってくれる約束、守ってくれてありがとう」

「え、、」

「いっぱいあるけど、食べれるだけ食べて、あとはおすそわけでもいい？」

にこにことかわいらしい笑顔をしながら「何があるかな〜」と口にする

「嬉しい？」

「ん？もちろんうれしいよ。ありがと傑くん」

「そっか、、、そっか、、うん、良かったよ」

「ケーキ、冷蔵庫に入れてくるね。美々ちゃんと奈々ちゃん絶対喜ぶよ」

ケーキと私のカバンをもってリビングへ行った

「あーーーーーー、、あぁーー、、もぉーーーーーー」

玄関でうずくまり抑えきれない愛しさがあふれてくる

「ん”！もうっ、かわいいのもいい加減に！してほしいね！」

「あ、そうだ、もうすぐ美々ちゃんと奈々ちゃん帰ってくるから先にお風呂に、、、


　何してるの？」

「あ、あぁ、、なんでもないよ」

「そ？お風呂入りたかったら入ってね」

「うん。ありがとう」

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