愛ほど歪んだ呪いは無い AfterStory

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「ただいま」

Aに言われたように午後に２年の授業を終わらせ家に帰ってきた

私の好きなもの作って待ってるって、、

結婚して本当に良かった

「ん？話し声、、」

リビングに向かうとソファに座りスマホ片手にパソコンを開き電話をするAの背中

「はい、では９時にこちらに、、」

パソコンの画面を見ると「交流会」の文字が

あぁ、今度の京都校との交流会の打ち合わせか

「ただいま」

後ろから耳元で小さく言うと少し驚いたような顔をしてから

ごめんねとジェスチャーをしたA

「いいよ、ご飯は食べた？」

首を横に振る

「じゃあ先にお風呂入ってきちゃうね。それ終わったら一緒に食べよ」

・



・




・


さっとお風呂に入ってきてまたリビングに戻る

もう終わってるかな

「いえ、五条くんがこういう仕事は一切しないの歌姫さんも知っているでしょう」

笑い声と一緒に雑談する声が聞こえる

打ち合わせの方はもう終わったのかな

「交流会では生徒の見本になるようちゃんとするように言っておきますよ」

「ふふ、そうですね。傑くんに任せておけばいいでしょう」

「あぁ、喧嘩だけはしないように伝えておきますね」

「喧嘩しないよ」

「わっ、、もう、驚かさないで。すいません歌姫さん」

後ろから話しかければまた驚くA

『いいのよ、仲が良さそうでよかったわ』

通話口から聞こえた歌姫さんの声

Aの横に座り肩に手を回す

「歌姫さんはご結婚のご予定は、、、、ふふ、相手なら五条くんとかどうですか？」

Aがふざけたように言えば『絶対にない！！！』と大声をかげる歌姫さん

「冗談ですよ、今度また硝子ちゃんと冥冥さん誘ってご飯でも行きませんか？」

「はい、では硝子ちゃんの方には私が、あっ、、」

いつまでも構ってくれないので耳にキスをした

「Aが構ってくれないから。ね、早く終わって」

ちゅ、ちゅ、ちゅ、と何度も耳や首筋にキスをする

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