愛ほど歪んだ呪いは無い AfterStory

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「あの、傑さん？」

「なに？」

「お風呂行きたいんだけど、」

「んー？」

「じゃなくて、、抱き着いてたらいけないわ」

「ふふ、そうだね」

「もう、んー！、、っはぁ、ふ、んっ！、、はぁ、、」

抱き着く私の腕の中で必死にもがくA

かわいいなぁ

特級呪術師

九尾の力を持つ

そんな彼女が私に対しては全くかなわない

「ふふ、」

「もう、なにわらってん、、のっ！」

「さすがのAさんも私にはかなわない？」

「い、じわ、る、、んっーー」

「いいね、これ」

「なにが、よ、！」

まだ、あきらめずバタバタともがく

「君が、私のせいで困ってるの。すごくいい」

「、、はぁ」

やっと暴れるのをやめた

「変態」

「その変態を好きになったのは誰だい？」

「、、、」

彼女が顔だけ振り返る

ニヤニヤしている私の顔を見る

「さぁ、その変態を好きになって結婚したのはだれかな？」

Aは何か言いたげにこちらをにらむ

その睨む顔もそそられるってこと今度教えてあげないと

「ん？」

いつもは私がAのこと大好きすぎるがゆえに敵わないが、

今日は私の方が優位だね

「恥ずかしがらないで、言って。早くしないと、お風呂行けないよ？」

更にニヤニヤが増す

今日は私の勝ちかな？

「、、ぃ」

「なんだい？」

「いじわるする人は、、嫌い」

「え”」

「傑くんが、変態なのも、ちょっとやばい性癖もってるのも、硝子ちゃんと五条くんから聞いてたけど、」

「悟、硝子ぉ？」

何を言ってくれてるのかな

「でも、、意地悪は知らなかったわ」

「あ、待って、ごめんね、怒ってるよね、、あの」

焦って力の抜けた腕からAが出ていく

「Aお願い、待って、」

「いじわるする人はいや」

「うん、そうだよね、ちょっといたずらしすぎちゃった、、やりすぎだったね」

「いじわるな傑くんはきら「ダメだ！！」いじゃない」

「へ？」

焦って抱き着いて言葉の続きを遮った

しかし予想だにしない言葉

「きらいじゃない？」

「うん、嫌いじゃないよ。意地悪の仕返し。どうだった？演技上手だったでしょ」

「いや、、もう、、あーー」

その場にしゃがみこんだ

「上手すぎ。本気かと思った、、いや、ほんとに心臓に悪い。」

「ふふ、ごめんね。仲直りしよ」

「する、、すぐにする。はぁ、、怖かった」

「ごめんごめん、仲直りとお詫びに、、一緒にお風呂入る？傑くん２回目になっちゃうけど」

「入ります。入りたいです」

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