親のいなくなった兄弟 (ページ11)

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黄side

避けてしまってるとはいえ、

すごく心配だった。

ジェルくんのLINEを見て安心した。

ガチャ

紫｢た、ただいま…｣

橙｢とりあえず手洗って説明してや？｣

桃｢話せる範囲でいいから…｣

紫｢えっと…っ……｣

なーくんの話によると、

2週間前程から

俺の事をつけてたストーカーが

家の中に入り車に入れこもうとした…

でも警察まで走ってって、、捕まえて

もらったから、何も無かった。

そう話してくれた、、

それ、やばいじゃないですか…

紫｢何も無かったから大丈夫だよ！｣

桃｢なーくん。腕見せて？｣

紫｢…っえ？｣

桃｢いいから。｣

バッ

桃｢……っ…やっぱり…｣

そこには痣と切り傷があった。

紫｢こ、これはっ…｣

青｢強く掴まれて連れてかれそうになった。だから一生懸命抵抗した。その時に痣ができた。だから犯人はカッターで手を切った。｣

赤｢俺もそう思う…なーくん違う？｣

紫｢そ、そうだけど……｣

橙｢ちゃんと怪我は言わなあかんよ？｣

紫｢うん…ごめんね…｣

でも1つ疑問がある……

帰ってきてなーくんの部屋を見た時、

机に財布、携帯、通帳2枚が置いてあった。

そんなまとめること…ある？

僕は嫌な予感しかしなかった…

黄｢何も無くて良かったです……｣

紫｢……そうだね、ありがと…｣

苦笑い……

なんで僕に笑うの？

僕、迷惑じゃないの？