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晩酌 ページ7

深澤side




夜、ご飯を食べてまったりしてると、リビングの棚にしまわれたアルバムが目に入った。



情報提供のために公開した写真はなにかの本に挟まってたもので、アルバムを見るなん何年ぶりだろう。





缶ビールを片手に、引っ張り出した。




向「あ、何見てるん？」



「アルバムだよ。康二も見る？」



向「おん！みる！」




机に1冊を広げると、4つ子のちびっこの時とか、少し時が進んで大きくなってたり、家族が増えてたり。





「うわ康二ちっちゃ〜」




向「これとかどんな顔してんねん笑」




渡「うわ、懐かし。俺も見よっと。」




宮「いいね、俺も見せて」




ラ「僕も小さい時のお兄ちゃんみたい！」




岩「これとかめっちゃ覚えてるわ。」




阿「あ、これラウだ。かわいい。」




目「うわ、恥ずっ」




佐「やっぱり佐久間さんがいちばんかわいいわ！！」




俺と翔太が裸で変顔してたり、



蓮が大泣きしてたり、



照と亮平がふたりでアイスを食べてたり、



康二と大介がチビラウのほっぺをぷにぷに触ってたり、



涼太がクッキーを作ってたり。




ページをめくる手が止まらなくなっちゃったよ。笑






でも、、





何人かが集まった写真にみくるが写っているものはあったけど、みくるのソロの写真はほとんどなかった。





向「なんで、、実の子どもを追い出したんやろな、、。」





渡「……頭おかしいよな、マジで。」





宮「みくる、どこで、何してんだろうね。」





ラ「……お姉ちゃんってどんな子だったの？」




「とにかく、お兄ちゃん子だった。


優しくて、、目がクリクリでね、、、いつも俺らの後ろについてまわってた。」





今でも鮮明に覚えているみくるの笑顔。





あの太陽みたいな笑顔にはいつ会えるんだろう。

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