え ぴ そ ー ど 109 ページ10
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｢つ、伝えたいこと…？｣
り｢そう、伝えたいこと。｣
告げられる内容がどれだけ悲しかったとしても、
りょうの前では、泣かずにいよう。
覚悟を決めてりょうと目を合わせたのに、急に笑いだすばかウザいイケメン。
り｢なんでそんな泣きそうな顔してんの！w｣
｢え…？w｣
り｢もー、泣かないでよー？俺まで泣いちゃうよ？w｣
｢嘘だ。私りょうが泣いてるとこなんて見たことないよ？w｣
り｢俺だって泣きますーw｣
二人でくだらないことを言い合って、さっきまでの真剣な雰囲気が嘘みたいにいつものバカ騒ぎが始まってしまう。
うん、こうしてられるのが一番楽しい。
り｢あ、話があったんだった。w｣
｢そーだよ？りょうが急に笑いだすから話逸れちゃったじゃん。w｣
り｢はいはい。w ごめんごめん。w｣
子供みたいにあやされ少しいじけて俯いて、
垂れてきた髪を耳にかけ直すと両手で私の顔をサンドイッチみたいにして自分の方へと向かせるりょう。
見つめて数秒経ってから、うんと優しく微笑んで出てきた言葉。
り｢Aのことが大好きです。｣
夢を見てるんじゃないかって思って自分で自分の腕をつねってみるとしっかり感じる痛み。
｢いてっ…。｣
り｢ねぇ。w 嘘じゃないから！w｣
俺だって緊張してるんだからねー。って言いながらまた微笑んで、
私の肩へおでこを乗せて深呼吸が聞こえたと思ったら、ぎゅっと包み込むように抱きしめてくれるりょう。
｢ほんとだ、ドキドキしてるw｣
り｢え？w｣
｢りょうのドキドキが聞こえる。｣
り｢そりゃ聞こえるよ、ドキドキしてるからねw｣
その後腕の中から解放され、勘違いしていたことやざわくんがお助けマンになってくれたこと。
一つ一つちゃんと話してくれた。
｢つまり…、りょうは私のことが好きだったの…？｣
り｢何回確認するの？w そうだって言ってんじゃんw｣
だって信じられないんだもん。
私がりょうを好きになるずっと前から、私のことを好きでいてくれてたなんて。
り｢A、俺と付き合ってくれませんかっ？｣
さっきまで私の反応を見て大笑いしてたくせに、
真剣な顔して言ってくるから、私はまたりょうにときめいてしまう。
｢はい、よろしくお願いしますっ！｣
笑顔でそう伝えると満面の笑みで微笑み返してくれるりょう。
大人になった君と二度目の青春を過ごしたい。
ううん、君じゃなきゃ嫌なんだ。
ｰｰｰ
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葉。(プロフ) - しおんさん» しおんさん、コメントありがとうございます！ありがとうございます！続編も今日、もしくは明日までに書く予定です！もう少々お待ちください(><)！ (2018年6月29日 16時) (
レス) id: cc401630f8 (このIDを非表示/違反報告)
しおん - 完結お疲れ様です。是非続編をお願いします。 (2018年6月29日 16時) (レス) id: 93a0b7b1a6 (このIDを非表示/違反報告)
葉。(プロフ) - ぴっぴさん» ぴっぴさん、コメントありがとうございます！ありがとうございます、続編落ち着き次第書かせていただきます(><)！ (2018年6月29日 1時) (レス) id: cc401630f8 (このIDを非表示/違反報告)
葉。(プロフ) - 紫伊那さん» 紫伊那さん、コメントありがとうございます！嬉しいです！続編書かせていただきます！ (2018年6月29日 1時) (レス) id: cc401630f8 (このIDを非表示/違反報告)
葉。(プロフ) - とむさん» とむさん、コメントありがとうございます！続編書く方向性でいこうと思います！！ (2018年6月29日 1時) (レス) id: cc401630f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉。 | 作成日時：2018年6月25日 18時
