え ぴ そ ー ど 105 ページ6
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｢頭いたーい……。｣
空が明るくなってきた頃、やっと家である建物が視界に入ってきた。
やってしまった、俗に言う朝帰りとゆうやつだ。
あの後、どうしても家に帰るのが嫌だった私は思いっきり飲みたくなり一人で空いてる居酒屋を転々の歩き回った。
夜中に女が一人。
近寄り難い雰囲気を醸し出していたのか、声をかけてくる人なんて一人もいなかった。
｢お家着いたら寝よう…、寝て全部忘れよう…。｣
頭がガンガンする…、今日はてつやの家に行けそうもないしざわくんに連絡しておこう。
少し立ち止まりざわくんにLINEしてまた歩き始める。
｢うぅ〜……、痛い……。｣
り｢なにが痛いの。｣
｢あたまぁ〜……、えっ…？｣
家の下に着いた時、独り言に質問をしてきたのは紛れもなく目の前にいるりょう。
酔いすぎて幻でも見てるのかと錯覚してしまいそうになる。
｢え…、りょう…？なんでここにいるの…？｣
見渡す限り車はなくて、きっといつものパーキングにでも停めてるんだろう。
違う、そうじゃない。
問題はなぜ今ここにりょうがいるのか。
何も言わずに二人で立ち竦んで時間が経っていく。
心做しかりょうは怒ってるように見えた。
り｢心配したんだよ。家に来てもいないし、実家の方にも行ったけどいないって言われたし、ゆめまるの家だって行って探し回ったんだよ…？｣
うん、やっぱり怒ってる。
口調はいつも通り優しいりょうだけど目は怖い、きっと一晩中探し回ってれたんだろう。
｢ごめん…、家にいたくなくてお酒を飲みに居酒屋を回っておりました…。｣
その代償にこのひどい頭痛…、自分でも呆れてしまうくらいひどい酔い方をしてしまった。
｢うぅ……。｣
り｢とりあえずお家に入ろう、付き添うよ。｣
私の右手を握って歩き出し誘導してくれるりょう。
いつもみたく微笑んでいて、もう怒っている表情は見当たらなくなっていた。
渡した鍵で玄関を開けてくれて、とりあえず私をベットにいていいよ。と言い色々と動いてくれるりょう。
救急箱の場所を聞かれて答えると、その中から二日酔いに効く薬を探してお水と一緒に渡してくれる。
面倒見が良くてどこまでも気が利く。
些細なことで好きだな。と思ってしまうくらいだいぶ重症だなと自覚してしまう。
それほどりょうが好きだったんだと、自覚してしまう。
ｰｰｰ
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葉。(プロフ) - しおんさん» しおんさん、コメントありがとうございます！ありがとうございます！続編も今日、もしくは明日までに書く予定です！もう少々お待ちください(><)！ (2018年6月29日 16時) (
レス) id: cc401630f8 (このIDを非表示/違反報告)
しおん - 完結お疲れ様です。是非続編をお願いします。 (2018年6月29日 16時) (レス) id: 93a0b7b1a6 (このIDを非表示/違反報告)
葉。(プロフ) - ぴっぴさん» ぴっぴさん、コメントありがとうございます！ありがとうございます、続編落ち着き次第書かせていただきます(><)！ (2018年6月29日 1時) (レス) id: cc401630f8 (このIDを非表示/違反報告)
葉。(プロフ) - 紫伊那さん» 紫伊那さん、コメントありがとうございます！嬉しいです！続編書かせていただきます！ (2018年6月29日 1時) (レス) id: cc401630f8 (このIDを非表示/違反報告)
葉。(プロフ) - とむさん» とむさん、コメントありがとうございます！続編書く方向性でいこうと思います！！ (2018年6月29日 1時) (レス) id: cc401630f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉。 | 作成日時：2018年6月25日 18時
