ひ ゃ く ろ く じ ゅ う は ち 。 ページ24
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日本に着いて一気に現実に戻る。
着いた時刻はお昼時。
空港には私とそらを出迎えるためにみっくんが待ってるらしい。
S「やっと着いた〜…。」
行きの飛行機が凄く良かったからか、ビジネスクラスでお疲れ気味のそらといっしょに歩いて2人で空港にいるはずのみっくんを探す。
「みっくんどの辺にいるんだろうね〜?」
S「うーん、知らん。w」
「も〜!しっかりしてよ!」
T「Aっ!そらっ!」
そらと言い合いをしてると後ろの方で聞こえた声は確かにみっくんの声だった。
「あ、みっくん!!」
抱きつきにいこうとすると腕を掴まれてそらに止められる。
S「俺もハグしてないんだから、みっくんにもすんなよ…。」
「わ、分かった…。」
少し不機嫌なそらにキュンとしたことは私だけの秘密にして
私達はみっくんのそばへと向かった。
車で迎えに来てくれてたみっくんのお言葉に甘えて少しだけ家に寄ってもらいキャリーの服を入れ替えることにした。
「ハワイ行く前ドタバタしてたから少し散らかってるけどどうぞ〜w」
S「え、全然綺麗じゃん」
T「お邪魔しまーす」
2人をリビングに案内しお茶をいれその間に用意を済ませる。
着替えをキャリーに詰め込み
キャリーに入っていた服を洗濯乾燥機に入れてスイッチを押した。
「ごめん、少しだけ掃除させて!汚い!」
T「全然いいけどどこも汚くなくない?」
「どこが?!こことかホコリ溜まってるもん、やだ!」
やいのやいの言う2人を無視して掃除機をかける。
部屋全ての掃除が終わり待たせたお詫びに昼食まで作らされ乾燥し終わった洗濯物をクローゼットに直し
皆でアバハウスへ向かった。
アバハウスに着いたのは夕方頃で
明日の仕事に備えてスケジュールの確認をしてるとアイスココアを作って私の机のそばに置いてくれるみっくん。
「ありがとっ。」
T「どういたしまして〜、明日の仕事?」
「うん、慣れない事ばっかりだから不安でさ〜…w」
「あいつらもいないし…。」
少しだけ感傷的になっているとほっぺをつんつんしてくるみっくん。
そらがお風呂中でいないからかずいぶんと距離は近い。
「励ましてくれてるの?w」
T「そう、頑張れって意味ですw」
「ふふっwじゃあそんなみっくんには〜…、はい!ハワイのお土産!」
みっくんのために選んで買ったブレスレットの箱を渡すと驚く顔をするみっくん。
ーーー
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yuyu - すごく感動です!!もう、結婚してからも描いて欲しいくらいです! (2018年12月8日 17時) (レス) id: 8a79c8cc69 (このIDを非表示/違反報告)
るん - 終わってからずいぶん時間が経ってしまっているんですけど.今1~4まで読みました!とっても面白かったです!3の途中で泣いてしまいました 私小説で泣くのが初めてなんでびっくりしました!なんか登場人物みんな動画どうりでそのまんまだなーと思いました!長文失礼しました! (2018年8月24日 0時) (レス) id: e8b0c6344a (このIDを非表示/違反報告)
葉。(プロフ) - アルミさん» 喜んでくれて嬉しいです!w実際のえいちゃんに近づけれていれば幸いです(><)! (2018年7月8日 11時) (レス) id: cc401630f8 (このIDを非表示/違反報告)
アルミ(プロフ) - わぁ!えいちゃん来たァ!ありがとうございます!笑 (2018年7月8日 11時) (レス) id: b945550f16 (このIDを非表示/違反報告)
葉。(プロフ) - さえさん» あ!さえさん!ありがとうございます!寂しいなんて凄く嬉しいしもったいないお言葉ありがとうございます(TT)!次作も頑張ります!ありがとうございます! (2018年6月5日 23時) (レス) id: cc401630f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葉。 | 作成日時:2018年5月13日 1時