い と お か し 。 ４

ひ ゃ く よ ん じ ゅ う な な 。 ページ3

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朝方、メッセージの通知音で目が覚めてしまった。

自分の眠りの浅さに驚きつつも画面を見るとジョージの名前。


ジョージラブ川の家に泊まっていつもの時間にカリブラハウス行くわ、おやすみ

A分かった、おやすみー。



どれだけ帰りが遅くても家には帰ってくると思っていたから

そうじゃないんだと分かりすこし冷たく返してしまった。


最近自己嫌悪が増えたな〜なんて思いながらいつもより大きく感じるダブルベットのど真ん中に寝転ぶ。


まただ、またモヤモヤしてる。

ジョージは今何を考えているんだろう。

私は今何を考えているんだろう。


時々こうやって自問自答してしまうんだ。

見つかりそうにない答えを探すために。



ｰｰｰ



二度寝して起きたのは8時。

着替えてみんなが起きる前に朝ごはんの準備をする。


みんなのおかげで昨日作りすぎてしまったカレーは見事に空っぽ。

昨日の夜が重かったから朝はヘルシーにスクランブルエッグとフルーツポンチ。


意外にも1番早く起きてきたのはお兄ちゃん。

眠い目を擦りながら洗面所に向かう姿は身内ながらに可愛いと思ってしまう。



M｢それなに作ってんの？｣


｢これはー、フルーツポンチ、甘くて美味しいんだよ〜w｣


M｢へー、早く食べたい｣


｢ジローとタカ起こさなきゃだねw｣



味見がてらお兄ちゃんにあーん。と言いながらつまみ食いをさせてあげるとうっま！と言いながら笑顔になっていくお兄ちゃん。


可愛くて私も自然と笑顔になる。



｢ジロー、タカ、起きて！！｣


J｢まだ〜…。｣


｢意識あんじゃん、起きろよ！｣


J｢無理だって〜…。｣


｢私と喋ってるじゃん！早く起きな！ほら、タカなんてもう顔洗いに行ったよ？ジローだけ朝食抜く？w｣


J｢だぁっ…！！鬼畜め！！！｣



なんて言いながらもちゃんと立って顔を洗いに行くジロー。

皆が朝の支度が終わるまでにスクランブルエッグを4人分作る。



｢パンいる人〜？｣


J｢いる。何パン？｣


｢ロールパンだけど｣


J｢2個｣


｢はいはいwタカとお兄ちゃんは？｣


フ｢俺1個でいい〜｣


M｢俺も1個ちょーだい、なんか手伝おうか？｣


｢あ、ううん、大丈夫だよ！座って待ってて！｣



パンも用意してお皿に盛り付けテーブルに並べるとみんな面白いようにフルーツポンチに食いついてくる。

美味しい。と言って食べてくれるみんなを見て私はまた笑顔になれた。



ｰｰｰ

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