第 44 話 。 ページ45
と「皆に話があるんだけど、いい？」
俺がそう言うと皆こっちに注目してきて、少し緊張する。
て「なに？急に改まって」
と「話というか、報告なんだけどさ…」
し「もったいぶってないで早く言ってよ〜w」
ゆ「なんかとしみつ緊張してる？」
言えねえんだよくそ
馬鹿緊張してるんだこっちは。
見渡すとりょうと虫はニヤニヤしてるし
と「りょうと虫、ニヤニヤしてんじゃねえよ」
て「え、なに？りょうと虫眼鏡知ってんの？」
り「うんw」
虫「ほらとしくん、早く言って？w」
と「お、俺とA付き合うことになったっ！」
て「は？」
し「ひ？」
ゆ「ふ？」
て「へ？」
し「ほ？」
「待って笑わせないでwww」
と、爆笑するA。
まじでかわいいこいつ
て「え、待って？まじで？」
し「ドッキリじゃなくて？」
ゆ「4月1日じゃないよ？今日」
「ほんとww
私としみつと付き合ってます」
り「おー！呼び捨てだ」
虫「やっとって感じだよねー」
うなだれるてつやと、放心状態のしばゆーと
「おめでとう！！」と言ってくれるゆめまる。
て「待て！やっとってなに？ずっと好き同士だったん？」
り「んー、としみつは好きオーラ出てたよねがっつりw」
え、俺ってそんなわかりやすいか？
まあいいか。
おかげでAと付き合えたことだし
虫「Aちゃんもそういうオーラは出てたけど出会った時からいろいろ世話してたのとしみつだしそういうのもあるのかなーとは思ってたけどやっぱり好きだったのかっていう」
し「えー、なんでお前らそういうの気づくん？」
り「なんとなく？」
なんとなくで気づくこいつらはほんとにすごいと思う。
て「え、Aはこいつのどこが好きなん？」
「さりげなくいろいろやってくれるとことかかなぁ
あと皆優しいんだけど人とは違う優しさと、あと全て包んでくれそうな温かさとか…」
り「ベタ褒めやんww」
虫「おぉ〜っと？としみつ選手ここで赤面です。顔を真っ赤に染めています」
と「実況いらん！！」
「今朝だってヘアアイロンかけようと思ったらさりげなく取ってかけてくれたんだよ？」
ゆ「え、じゃあAちゃんの今日のストレートはとしみつ作ってこと？」
「私のストレートは作られませんwww
寝癖とかついてるとやだから毎朝かけてるだけ。」
り「イケメンですねえ？w」
と「からかうなっ！！」
こいつらばかうぜえげ！
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作者名：葉。 x他1人
作成日時：2018年7月10日 18時
