第 43 話 。 ページ44
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次の日、朝目覚めて寝起きのままリビングへ行くとパソコンとにらめっこしてる虫くんがいた。
｢おはよっ、今日早いね？｣
虫｢撮影前に編集終わらせたくてね〜w｣
｢コーヒーいります？｣
虫｢くださいw｣
｢はーいw｣
二人で笑いあってから私はキッチンに向かい、コーヒー用のお湯を沸かす。
り｢おはよ〜｣
ゆ｢おはよー｣
コーヒーをいれ終えたころにやって来たのはりょうくんとゆめまるくん。
｢おはよっ！｣
ゆ｢朝から元気だね〜w｣
｢まだ寝起きでパジャマだけどねw｣
り｢てつやは？｣
虫｢まだ寝てるよ〜｣
り｢起こしてくる〜｣
そう言ってコップに水をいれて当たり前のようにてっちゃんの部屋へ向かうりょうくん。
てっちゃんの変な叫び声が聞こえてきて満足そうな顔して戻ってくるりょうくんと濡れたてっちゃん。
起きてきたてっちゃんにタオルを渡す動作も私の日課になってきた。
て｢としみつとしばゆーはまだ来とらんのか！｣
｢てっちゃんも今起きたばっかでしょw｣
ひと段落ついて自分の部屋に着替えに行こうとした時玄関がガチャっと開いて喋りながら入ってきたしばゆーととしみつ。
｢お、おはよっ！｣
し｢あれ？今起きたのー？｣
｢あ、ううん！着替えてないだけっ！｣
と｢はよ着替えておいでw｣
フッと笑うとしみつに｢うん！｣と元気よく返事して部屋へ戻って腰が抜けたようにしゃがみ込む。
｢あんなにかっこよかったっけ…？｣
なんて独り言を呟きながら急いで立ち上がってクローゼットからワンピースを取りだした。
着替えて髪をアイロンしていると後ろからアイロンを取り上げられて振り返るとそこにはとしみつがいた。
｢あ…w｣
と｢なん？w やったる。w｣
｢ありがとw｣
髪をとかしながらさっとアイロンをしてくれる。
と｢綺麗だな〜｣
｢髪？｣
と｢うん、めっちゃさらさら｣
｢そうかな〜？w｣
と｢はい、終わりっw｣
｢わっ！ちょっと！w｣
せっかく綺麗にしてくれたのに終わりと言った瞬間にわしゃと撫でてきてぼさぼさになってしまう髪の毛。
ちゃんととき直して｢ごめんな？｣と謝ってくれるとこすらかっこよく見えてしまう。
二人で笑いあってリビングに戻るとあからさまニヤニヤしたりょうくん。
隣に座ると｢俺の隣でいいの？｣なんてからかってくる。
と｢皆に話があるんだけど、いい？｣
としみつがそう言ってみんなの注目を集めた
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作者名：葉。 x他1人
作成日時：2018年7月10日 18時
