え ぴ そ ー ど 03 ページ4
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いつもより熱く感じるのはきっと彼の熱のせい。
火照ってるりょうに包まれて、私まで熱があるんじゃないかって思うくらい熱くなってくる。
り「こんだけ近くにいると風邪うつしちゃうかもねw」
「そ、そう思うなら少しは離れてよっw」
り「えー?まだ照れてんの?w ウブすぎw」
私の反応をみて悪戯っ子のように微笑むりょう。
離れようとしてもさらに強く私を抱きしめて離してくれない。
り「プレゼント開けてもいい?」
「開けてもいいから離して?w」
り「えー、仕方ないな〜w」
そう言いつつもすぐに私から離れてプレゼントを嬉しそうに見つめて開封していくりょう。
り「あ、これ!」
「前にうちのやつ持って帰りたいって言ってたからw」
私が彼に選んで渡したプレゼントは、私が家にいる時に使ってるタンブラー。
ほしいなー。と言いつつも買えていないのを知っていてどうせならプレゼントしようと思い買ったもの。
ありがとう!と満面の笑みで喜ぶ彼をみてプレゼントしてよかったと安堵する。
その後もりょうが寝たりしてる間にパソコンを開けて編集していると時間はあっとゆう間にすぎて
知らない間に空もオレンジ色へと染まっていた。
「もうこんな時間か…。」
りょうが起きた時、温めて食べれるように作っておいたポトフを味見する。
「え、美味いじゃん…!」
料理は人並み程度にしか出来ない私。
慣れないこともたくさんして少しだけ疲れてしまったけど全然嫌じゃなかった。
誕生日に風邪なんてりょうにとっては最悪な一日になったかもしれない。
だけどそのおかげで私の作ったご飯を美味しそうに食べてくれるりょうが見れた、誕生日当日を二人で過ごせた。
りょうが聞いたらきっと怒るだろうな。
でも君と二人で過ごせるその時間が、私にとってはすごく大事なんだ。
「そろそろ帰らなきゃ…。」
りょうの寝顔を見て呟く、熱を測ると37度7分。
まだまだ高いけど来た時に比べると随分熱も下がったし顔色も良くなってる気がした。
机の上に置き手紙を残し、りょうの頭をぽんぽんと撫でてりょうの家を出た。
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葉。(プロフ) - あざなさん» あざなさん、コメントありがとうございます!そう言って頂けてとても嬉しいです…!ありがとうございます!次回作を書き終えるタイミングになってしまうかもですがいつか書きたいです…!気長に待っていてくださると嬉しいです…!頑張ります!ありがとうございます! (2018年8月17日 18時) (レス) id: cc401630f8 (このIDを非表示/違反報告)
あざな(プロフ) - 完結おめでとうございます!!とても素敵な作品で、毎回更新を楽しみにしておりました(/ω\)出来れば更に続編が…(夢主ちゃん妊娠…)なんて。次回作も楽しみにしております、お身体に気を付けて、更新頑張って下さいm(_ _)m (2018年8月17日 13時) (レス) id: ec4104c927 (このIDを非表示/違反報告)
葉。(プロフ) - なのさん» ありがとうございます! (2018年7月26日 4時) (レス) id: cc401630f8 (このIDを非表示/違反報告)
なの - 葉。さん» いえいえ!!応援してます!! (2018年7月26日 0時) (レス) id: f117f84805 (このIDを非表示/違反報告)
葉。(プロフ) - なのさん» なのさん、コメントありがとうございます!!とても嬉しいです(><)!これからもなるべく頑張って毎日更新頑張ります! (2018年7月26日 0時) (レス) id: cc401630f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葉。
作成日時:2018年6月30日 21時