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え ぴ そ ー ど 14 ページ15

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「あ、おはよ〜」


て「むぅ…」


ゆ「ひっどい顔してるなぁw」



三人でリビングに戻ると何の話をしてたのか珍しく大笑いしてるりょうとざわくん。


りょうが座ってるソファーの隣に座りカメラに向かって手を振る。



虫「あ、戻ってきた。w」


「何の話してたの?」


虫「Aが最近緊張せずにカメラの前で話せてるね〜って話してたの」


り「素が出過ぎてて子供っぽいのバレるのも時間の問題だねって虫さんが言ってたよ。w」


虫「おい!チクりやがったな〜!」


「ふふふww」



皆で談笑しつつサブチャンを撮り終えてとしくんがくるまで自由時間。


編集が終わってないてつやとざわくんはパソコンとにらめっこ。


ゆめちゃんは音楽聴いてご機嫌だし、りょうもさっきから携帯ばっかり見ている。



構ってほしい。


でもどう言えばいいのか分からなくて結局何もできない。



と「遅れてすいませーん」



流れ作業のようにいつも通り謝ってリビングに入ってくるとしくん。



「としくん、おはよっ」


と「おう、あ、お前15日予定空けてる?」


「あ、うん!」


と「てつやー、俺とA15日来れないから」


て「あー、もうそんな時期か〜了解了解!」



7月15日、私と鈴木家の皆がずっと大切にしてきた日。


私達が生まれる前から親同士仲が良くて、私ととしくんの真ん中バースデーとして二家族が集まって誕生日会をしていた日。


でもこの24年間の中でたった一度だけ、その誕生日会ができなかった年がある。


ずっと越えられない壁を越えようと頑張ってきた日。



ふとてつやの家にある小さな置型のカレンダーを見つめる。


7月はたくさんの予定がある。


私の誕生日ととしくんの誕生日。




それに、お母さんとお父さんの命日。


皮肉にも二人の命日は私の誕生日の次の日。




そう、たった一度だけ誕生日会を出来なかった日。


それは私ととしくんが小学三年生の頃。


あぁ、だめだ。


思い出すと勝手に涙が流れてくる。


私が大好きで大嫌いな7月の怒涛の連日が始まろうとしていた。




ーーー

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作品ジャンル:恋愛
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葉。(プロフ) - あざなさん» あざなさん、コメントありがとうございます!そう言って頂けてとても嬉しいです…!ありがとうございます!次回作を書き終えるタイミングになってしまうかもですがいつか書きたいです…!気長に待っていてくださると嬉しいです…!頑張ります!ありがとうございます! (2018年8月17日 18時) (レス) id: cc401630f8 (このIDを非表示/違反報告)
あざな(プロフ) - 完結おめでとうございます!!とても素敵な作品で、毎回更新を楽しみにしておりました(/ω\)出来れば更に続編が…(夢主ちゃん妊娠…)なんて。次回作も楽しみにしております、お身体に気を付けて、更新頑張って下さいm(_ _)m (2018年8月17日 13時) (レス) id: ec4104c927 (このIDを非表示/違反報告)
葉。(プロフ) - なのさん» ありがとうございます! (2018年7月26日 4時) (レス) id: cc401630f8 (このIDを非表示/違反報告)
なの - 葉。さん» いえいえ!!応援してます!! (2018年7月26日 0時) (レス) id: f117f84805 (このIDを非表示/違反報告)
葉。(プロフ) - なのさん» なのさん、コメントありがとうございます!!とても嬉しいです(><)!これからもなるべく頑張って毎日更新頑張ります! (2018年7月26日 0時) (レス) id: cc401630f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:葉。
作成日時:2018年6月30日 21時

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