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「おはよう…美香」
「その様子じゃ、ダメだった?」
「う…」
昨日の出来事がフラッシュバックして
ゾワゾワした
昼休み
美香に昨日のことをじっくり話した
「草川王子が?そんなこと言ったの?」
「そう!紛れもなくあの口から!」
「へぇ、意外〜女子に興味あるんだ」
「いやいや、興味ってか、虐めたいだけでしょ」
「でもよかったじゃん」
「なにが!」
「イケメンと触れ合えるんだよ?」
「…まぁ、悪くないかな」
「でしょ?」
「でしょ?じゃない!!!こっちはいっぱいいっぱいなんだから!」
「合コンで襲われそうになったこと?」
「しー!!!」
美香はわかりやすくニヤリと笑った
もう最悪…
美香このネタで一生揺するだろうな…
ピロン
LINEの音が鳴る
『腹減った』
げ!!!
まじの命令じゃん!
『はい』
『返事はワンだろ』
『わん』
あぁ!ムカつく!!
「ごめん美香!ちょっと呼び出しが」
「んーいってらー」
購買で余ってたパンを買って王子のクラスへ向かう
「っあの…草川君いますか?」
「草川なら食堂じゃないかな?」
「へ?」
食堂?
私がいた所じゃん
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作者名:ろく | 作成日時:2017年4月22日 19時