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「やっほー!」
「美香遅かったね〜」
「購買混んでてさ」
美香がドサドサとパンを置くと不意に後ろで気配がした
「海」
「…え?」
拓弥君の声に反応してみんな同じ方向を見ると
「こんにちは〜小笠原海って言います」
爽やかに笑う背の高い男子がいた
「拓弥君の…友達?」
「そう。数少ない拓弥の友達」
「っふふ」
「後で覚えとけよ、犬」
「は!?私!!?」
拓弥君に友達がいない疑惑は私の中で晴れた
「さぁさぁ、みんなご飯食べよう」
美香がパンの袋を開けるとそれにつられてみんな自分のご飯に手をつけた
「…君がAちゃん?」
「あ、はい」
小笠原海君はまじまじと私を見ると、
「可愛いじゃん」
拓弥君に言った
「は?」
そう言ったのは拓弥君でちょっと傷ついた
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作者名:ろく | 作成日時:2017年4月22日 19時