検索窓
今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:151,605 hit

2-09 ページ14

「あー、ムカつく…」







あの自己中王子が!






「誰がムカつくんだ?」


「そりゃー草川拓弥…」


「…へぇ」









…は?









「随分躾のなってない犬だな」


「…あ、はは」


「俺が、ここで、お前を待ってやったってのに」


「…た、頼んでないし」


「可愛くねぇな」


「わかってますよ〜だ」







そのまま王子の横を通り抜けようとすると




グイッ





「っう」




襟を掴まれる






「おい」


「…」





大人しく拓弥君の横に並ぶ







「ジロジロ見られてるよ」


「何が」


「拓弥君の横に女子がいるから?」


「お前、犬だろ?」


「そーゆのじゃなくてね…」








いつか、いじめられたりしないかな?
そんなことになったら二重苦だよ

2-10→←2-08



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (87 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
453人がお気に入り
設定タグ:超特急   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ろく | 作成日時:2017年4月22日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。