それでも首輪ははずれない

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「ただいま〜」


「おかえり〜」







拓弥君にちょっといじわるしてやろうとサイダーのペットボトルを拓弥君の頬につけた





「っ冷た…」


「うふふ。」




拓弥君の横に腰を下ろすと私の顔を見る








あ、怒られるかも





「…」





え？






「…ありがとう」







「え？」







ポカンと口を開けると





「ありがとうって言ってんだけど」


「…あ、うん」









いや、なんの心境の変化？

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