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5-08 ページ39
ガコンッ
「拓弥、悪気ないんだよ」
「…まぁ、それは」
小笠原君はお茶を自分で買うと
「はい、あげる」
「…へ?」
「お茶、あげるって」
「あ、ありがとう」
お茶を受け取ると小笠原君は拓弥君の分の飲み物を買った
「拓弥、多分嫉妬してんだと思う」
「…は?」
「俺がAちゃんと話してるのが面白くなかったんじゃないかな」
「拓弥君が?」
「そう」
「まぁ、犬としてだろうけど」
「犬?」
「そう、犬」
「え、犬ってどういうこと?」
「下僕って言うか…」
「何それ、拓弥君バカかよ…」
「もとはと言えば私が原因だから。」
「ふーん?」
「小笠原君、私の名前知ってたよね。犬の話は聞いてなかったの?」
「うん」
あれ?
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作者名:ろく | 作成日時:2017年4月22日 19時