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「私、普通に学校で…」
「いや、待って、君もしかして…高校生?」
「はい」
「はぁぁぁ、まじかぁ…なんか子供っぽいと思ったけど」
は?
「高校生?!まじかよ…もー、!」
もしかして、中野さんたち大学生って嘘ついて合コンしてたの?
だから私服で来てって言ったの?!
「まぁ、合コン来たってことはいいんだよね。」
「へ?いや、あの!!」
いやいやいや!!!!
健全なお付き合いを!!!
肩を抱かれて身動きがとれない
「中野さ…」
いない!!!
男の人もいない!!!
カラオケから出て歩き出した
抵抗したら、殴られるかな
それとも、人気のないところで…
ダメ…こんなことで私の純情が失われるなんて!
「ご、ごめんなさい!私、こんなことになると思ってなくて」
「え?」
「か、帰ります!」
手を思い切って振り払うと
腕をグッと掴まれた
「ふざけんなよ、今さら」
「ひっ」
「ノコノコ合コン来て、期待させてできませんって都合よすぎだろ」
「ご、ごめんなさ…」
突然、拳が振り上げられた
「!!!」
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作者名:ろく | 作成日時:2017年4月22日 19時