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素能高校の校門をくぐった途端、周りの目線が私たちに集まる。
いきなり大衆に見つめられて私は固まってしまった
「え、ラウ、私たち何かした？」
「いや、わかんないわかんない。何もしてないよ！僕たち」
たしかにラウールは背が高いしかなりの美形だ。
あぁ、ラウールに注目してるんだ
そう思った私はすぐその場を去ろうとしたとの時
ドンッ。
誰かにぶつかってしまった
「おい、お前邪魔」
「え〜？1年生？かわい〜
しょうた〜優しくしてやれよ〜〜」
「は？そんな必要ないだろ。」
一瞬の出来事に私はどうすればいいのかわからなくなってしまった
入学初日から大変な相手に…不本意とはいえ絡んでしまったのかもしれないと本能でわかった
「大丈夫〜？たてる〜？」
ずっと座っている私を見てひとりが声をかけてくれた
やば、めちゃくちゃかっこいい
色白で細身、少し茶色ががった髪のあいだから魅力的な雌雄眼が見える。恐らく校則を破って開けているであろうピアスも、着崩した制服も似合っている
「ぁ、大丈夫…です…。すみません！」
「ふっ……、何、俺たちが怖いの？」
「あ、いえ…そんなことは……。」
もう1人の先輩にも声をかけられ、思わず後ずさった
この人もかなり美形だな……
染めたであろう茶髪に少しウェーブがかった髪。
おそらくしっかり管理しているのか、肌がとても綺麗で口元のほくろがなんとも言えない魅力をだしている。
やばっ！分析してる場合じゃない！逃げなきゃ！！
ラウールを置いてその場からすぐに立ち去った。
入学初日からこんな目にあうなんて、ついてない
これじゃ素敵な出会いというより、怖い先輩との出会いだ
「あらら〜逃げちゃった。
しょーた？ぼーっとしてどした？ほらいくぞ〜〜」
「？、あぁ。行くか。」
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あむ(プロフ) - あたりんさん» えーありがとうございます(T T)めちゃくちゃ嬉しいです頑張ります> <！ (3月14日 19時) (
レス) @page15 id: 1d81deb5ac (このIDを非表示/違反報告)
あたりん(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみにしてます！ (3月14日 8時) (レス) @page14 id: 8619ea3777 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむ | 作成日時：2024年3月12日 5時
