第10話 ページ10
不死川side
不死川は宇随天元のもとを訪れた。
「おいおい、珍しいじゃねぇか!どうした!」
早く原因が知りたいという思いからイライラを抑えて冷静になる。
「胡蝶の野郎に宇随ンとこ行けば分かるって言われてよォ。
とりあえず話を聞け、__ 」
そう告げて胡蝶しのぶに話したように話をする。
「__ ってなわけで血気術じゃねェんだと」
「ひゃー、そりゃ血気術じゃねえなw」
何故か笑っている宇随に腹が立つ。
「いいから早く教えやがれェ」
「んな怒んなって。
不死川、それ、恋だぜ」
恋?あの男女がする恋?
それを恋なんかとは無縁であるはずの自分がしている?
脳裏にあの小娘の姿を思い浮かべる。
― Aっていいます。
― またお会い出来たら嬉しいです。
どうにも信じられず
「おい。あんまり俺をからかうんじゃねェぞ...」
精いっぱいの殺気を込めて言うが
「そんな赤面野郎に言われてもなぁw さっさと告白しちまえ〜」
といじられたので、耐えられずに宇随のもとを去った。
歩きながら自分の頬に手を当てると、心なしかいつもよりも熱を帯びていた。
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つくし(プロフ) - 苺さん» 嬉しいコメントありがとうございます!二つとも見ていただけているようで作者は喜びが止まりません... (2020年3月26日 23時) (レス) id: bfabd74aa7 (このIDを非表示/違反報告)
苺 - めちゃくちゃ好きです.......。実弥さんらしさが出てます!!冨岡さんの方のお話もとっても素敵です! (2020年3月23日 14時) (レス) id: 1e5d2394aa (このIDを非表示/違反報告)
つくし(プロフ) - イチゴさん» 沢山褒めていただけてとても嬉しいです。続きも温かく見守っていただけたら嬉しいです(*^^*) (2020年3月13日 15時) (レス) id: bfabd74aa7 (このIDを非表示/違反報告)
つくし(プロフ) - 由瑞さん» コメントありがとうございます!拙い文章ですが続きも読んでいただけたら嬉しいです(o^^o) (2020年3月13日 15時) (レス) id: bfabd74aa7 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - イッキ読みしてしまいました!文の綴方が好きです。続きも楽しみにしています!! (2020年3月13日 14時) (レス) id: 1e5d2394aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つくし | 作成日時:2020年3月10日 17時