第106話 ページ6
『ごめんね…なんか変なとこ見せちゃって…』
ほんといい迷惑だよね…
元カノの泣き顔なんて見たくないだろうし
「いや、、」
カルマは、私の涙を優しく拭ってくれる
本当に優しい
『ありがとう…
でも、そんなに優しくしてくれなくてもいいのに』
「俺…別れる気ないから」
あまりに唐突なことでキョトンとなった
少しの間沈黙が流れた。
その間、私は俯くことしかできなかった
『カルマにはもっといい人がいる。私よりも……』
「比べないで」
とても低くてビクッとなってしまった
なんで怒ってるのか私にはわからない
『ごめんなさい…でも、私は変わらない…』
そう言い残してその場から逃げた
私は不幸の元凶だから、カルマまで不幸になる
もう、そうしか考えれなくなった
私の中にいる触手は、既に私の思考をコントロールしてる
また、あの日みたいに制御しきれなくなったらE組の皆を失うことになる
その前に離れよう…
失う前に…………
*
少し短いですが106話はこれで終わり!
評価してくれてる人がいるΣ( ´・ω・`)!?
ありがとう (*´︶`*)♡
それではいい夢見てね〜
おやすみฅ´ω`ฅ
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作者名:紫 | 作成日時:2019年1月7日 22時