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第139話 キレ気味 ページ39

ベットの横には涼が座っていた




『どうやって部屋に?』



起き上がろうとしたけど出来ない……
体中が痛くて…だるい





涼「俺が運んだ……。なんでこんなことに?」









『喧嘩になって、力を使った。力っていうのは……』









涼「知ってる…超能力だろ。なんで殺したんだ?」





殺した……?あの人死んだの?








『殺そうとしたんじゃない!力が勝手に……
私はただここを出ようと……』









涼「わかった…。
もうすぐ兄貴が帰ってくるから、必ず相談するんだぞ」









『はい……』






どうして力が出たんだろ…
私は力を使ってなかったはず。
コントロールしきれなかったのかな…?









バン!


ドアが勢いよく開いた
開けたのは白川さんだった






白川「何があった」





息が乱れていて、見た感じ走って来たみたい





『力が……勝手に…』






白川「誰が傷つけた」



殴られて唇が切れたのを簡単に見透かされてしまった




『喧嘩したの……食堂にいたヤンキーと』








白川「殺してやる……」




完全にキレてる
顔が怖い……本当に殺してしまいそう…






『待って!!大丈夫だから……。
それより、相談があるの……』







白川「なんだ?」







『力が勝手に働いてしまったこと…なんでと思う?』






白川「多分、今まで触手が体の中にあって、それが急に無くなったから力をコントロールするのが難しくなったんじゃないか?」







『私はどうしたらいい?
どうやってコントロールすれば……』









白川「簡単だよ……。力を受け入れるんだ。」







『受け入れる?』







白川「力を受け入れて友達になるんだ」







『友達かぁ……そう簡単には行かないだろうね』





力と友達になるなんて難しいよ…






白川「そうだね。
それじゃあ、僕の昔話をしようか。」


第140話 白川俊介の過去→←第138話 残った力



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設定タグ:暗殺教室 , 赤羽カルマ , 恋愛小説   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2019年1月7日 22時

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