第116話 SOS ページ16
夜
色々なことを話した
出会った時から現在までの面白おかしいことを
筋肉痛になるほど笑った
こんなに笑ったのは久しぶり
カレン「退学届けは出さないの?」
『明日の7時前に出しに行く。
まだ皆来てないだろうし。殺せんせーも朝は大体職員室に居るからね』
カレン「わかった。それじゃあ今日は早く寝なきゃね」
『そうね…』
もう寝すぎて眠くないけど……
カレンside
『…………(スピーーーーーー)』
ちゃんと寝てるね…
今のうちに。
Aの携帯からクラスのみんなにメッセージを
3年E組(グループ)
A
私はAの友達のカレン。
明日の朝早くに7時前に退学届け出すみたいだから
Aを説得してください。
Aを助けて……
渚
なんで神々さんの携帯を?
A
今Aは爆睡してる。
Aは警戒心強いけど、私に対しては緩いから
とにかくAを助けてほしい
このままだとAは死んでしまう
茅野
でも、Aちゃんは私達には何も出来ないって…
A
それは、多分あなた達を巻き込みたくないの
Aがあなた達に無礼な事をしたなら私が謝る
だからAを助けて
私の願いはそれだけ。
今からAに見られないように全てのメッセージ記録を消します
計画は違うグループでやってください
Aをよろしくお願いします
ポチポチポチ
よし、削除完了
もしAが怒ったとしても、私は間違ったことはしてない
Aが生きてくれるなら、私はなんでもする
神様……
お願いします
Aに生きる希望をあげてください
そして、伝えてください
皆が大好きだということを
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作者名:紫 | 作成日時:2019年1月7日 22時