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昔、姉さんがコンクリートの床でおもいっきりこけた



足から血がたくさん出てて目に涙か浮かんでいるのに強がってまた歩き出す


「ねえちゃんだいじょおぶ?」


姉「うん!いたくないもん!こんなんでいたかったらかっこわるいもん!」


その手は物凄く震えてて言葉も震えてた


きっと泣くのを我慢してたんだろうなぁ




そう思いだしながら音羽を見守る


この調子だとずっと練習をしていると思い、部屋のドアを開けたまま作業をする





あ、もちろんビデオは回してるよ☆





しばらく作業に没頭していると





ぱぱぁという声に振り向く





ズボンの裾をクイクイと引っ張っていく二人とも






そのままソファーに座らせられる





つかまり立ちの成果を見せてくれるのかなーなんて見ていると









予想以上だった









二人が立った。






衝撃過ぎて固まる俺に心配しながら見てくる二人





また一つ成長したことがうれしくて思わず抱き上げる





二人を膝の上に座らせて




「すごいねぇパパに見せるために頑張ってくれたのかな?」




ありがとうといってあたまをなでると




えへへといってふにゃぁと笑う




その笑顔が可愛くて無言で連射しまっくてすとぷりのグループラインに送り付けてやった←





日に日に親バカが増して言っている気がするけど大丈夫だろうか

夢→←・



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作者名:ありす@暇人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/ritsuemrhns5#  
作成日時:2021年3月14日 15時

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