・ ページ13
あうー
キャッキャッ
楽しそうな2人の笑い声
でもしばらくすると聞こえなくなる
ちらっと見るとテーブルにつかまって経つ練習をしていた
立っては転んでを繰り返す2人
じーっと見ていたのがバレたのか
2人の視線がこちらに向く
すると
音羽「やぁー!」
花恋「ぱぱめっ!」
そう言って俺を押していく
小さな子供の力では大人の俺にはビクともしないが
「うわぁ〜すっごい強いな〜」
なんて言って奥の方に戻る
2人は見ないとわかったのか、またつかまり立ちの練習をしている
今度はソファで練習しているみたい
頑張ってるなーなんて思いながら見守る
しばらくソファーにつかまってたっていたが、突然音羽が手を離す
ソファーの前には小さなテーブルがあって、このままでは頭をぶつけるっ!
急いで守ろうとするも間に合わず
ゴンッ
という鈍い音と共に頭をぶつけた音羽
幸い硬いところは全て柔らかいもので覆っているので怪我はしてないはず
これは泣くだろうと思い、よしよししてあげようとするもすっと立ち上がってまた立つ練習をする
・・・姉さんに似たんだな
10人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ありす@暇人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/ritsuemrhns5#
作成日時:2021年3月14日 15時