情報屋、働く ページ8
｢もしもし？ええ、私です。少し伺いたいことが……
────────そうですか、いえ、ありがとうございます。それでは｣
通話を終え、ソファーへスマホを投げるAの目元には、うっすらとクマが出来ていた
パソコンには、club heavenの監視カメラ映像が映し出さられ、テーブルの上には、赤い丸がいくつも付けられたSWORD地区の地図
昨日から寝ずに街を走り回っているAは、ぼすんっとソファーに飛び込んだ
視線だけを地図に向け、露骨にいやそうなため息をつく。
｢無名街か……｣
赤い丸が示すもの。
それは、ララという女が目撃された場所だった。
その印は、最早明らかに、無名街に密集していた
｢……まあいいか、仕方ないな｣
呟き、パソコンから数枚のデータをプリントアウトする
そこにはもちろん、ララの顔写真なんかも含まれている
それらを手早くまとめ、ファイルに差し入れそれをカバンに押し込むと、Aは思い出したように、小さなSDカードが入ったケースをポケットに突っ込んだ
エレベーターで地下まで降りれば、すぐにバイクにまたがりヘルメットを被り、エンジンをかけた
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郁(プロフ) - 更新待ってます (2017年8月12日 22時) (
レス) id: 920d179fc4 (このIDを非表示/違反報告)
希美 - 続き見たいよー (2017年8月6日 15時) (レス) id: 229e64c922 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 続き見たいです (2017年7月26日 1時) (レス) id: 0957f842ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翼 x他1人 | 作成日時：2017年5月29日 12時
