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scene 1 ページ1
まずは、曖昧な記憶。
幼稚園の頃の話を。
私は、極度の人見知りだった。
そして、これでもかと可愛がられた。
大好きなお母さん。お父さん。おばあちゃん。
そして、大好きなおじいちゃんがいた。
そんな時、幼稚園でフェスティバルがあったそうで。
私は、主人公をやらないか。と、先生に頼み込まれた。
しかし、人見知りな私は、引き受けなかった。
こんな程度には、先生に必要とされていた。
しかし、今、幼稚園の頃の写真を見ると、全て1人でいるものしかなかった。
卒園式、隣の子が泣いてる中、私は、あくびのひとつすら出ることはなかった。
そんなもんか。と、1年生。
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作者名：あや | 作成日時：2021年5月16日 22時
