離さないで

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拓弥「ただいま 〜 。 」




『おかえり〜 。 』



帰ってきてすぐぎゅーってハグをする 。




拓弥「帰るの遅くなっちゃってごめんね 。 」



『ううん 、 お仕事忙しいんだから

しょうがないじゃない 。

頑張ってる拓弥 、 私大好きだよ 。 』



拓弥「本当 〜 ？

これからもいっぱい頑張ろっと 。」



『うん 頑張って ！！ 』




Aは可愛いなあなんて言いながら

さっきよりも強く抱き締めてくれる 。



男性の中でも華奢な方なのに

女の私よりやっぱり大きくて頼もしくて

優しくて大きい 。





拓弥「先に寝てなよ 。 遅くなるよ ？ 」



『拓弥と寝たいからいいの 。』



拓弥「じゃあ急いでベッド行くね 。 」



『待ってるね 。 』




一人でベッドに入る 。



拓弥まだかなあなんてウトウトしながらも思う 。


超特急最近知名度も上がって大変だろうなあ 。


ちゃんと支えになれてるかな 。





拓弥「お待たせ 。 」



目を擦りながら部屋へ入ってきた 。



『早かったね 。 』


拓弥「早くAと寝たいから 。 」


『今日もお疲れ様 。 明日も頑張ってね 。』


拓弥「うん 。 おやすみ 。」



私のおでこへキスを落とし


拓弥はすぐ眠りについた 。




疲れてたんだろうなあ 。



遠征とかもっと増えるんだろうなあ 。


お仕事で綺麗な人と会うんだろうなあ 。


ずっと私が彼女でいられるのかなあ 。




最近毎日のように夜になると不安になる 。





コワイ 。




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