439,話したい ページ18
サクラ:「私………朱雀と話したい……。」
俯きながら小さな声でそう呟いた。
アヤ:「サクラ、大丈夫なの？」
サクラ:「うん。トウマ君“スザク蒼天斬”を貸してもらえる？」
ト:「え？あ、うん。
でも、これはオーガで憑依召喚しないといけないんじゃ……。」
サクラ:「ううん、私の力を使えばオーガを使わなくても呼び出せるから。」
ト:「そうなんだ。」
アキ:「なら、俺達はここにいるから裏の林で……あそこなら誰もいないからゆっくり話せるよ。」
サクラ:「うん、ありがとう。」
私は奥の林にやって来ると、“スザク蒼天斬”へ妖力を送り、剣武魔神姿の朱雀を呼び出した。
サクラ:「朱雀……話があるの。」
朱雀:「……なんだ？」
サクラ:「うん……まずは謝りたい。あなたに隠し事をしてたことを。」
朱雀:「サクラ……。」
サクラ:「ずっとずっと誰にも話せなかった。
幻王になる前に何があったか、朱夏達と繋がりがあったってことも……。」
朱雀:「………。」
サクラ:「本当にごめんなさい。」
朱雀:「誰にも話せないことはある。」
サクラ:「え？」
朱雀:「気にすることはない。
無事に朱夏の神話を終わらせることができたんだ。あなたの長年の戦いもようやく終わった、それでよいではないか。」
サクラ:「っ！……………ありがとう。
朱雀、あなたは本当に優しいね。」
私は朱雀に小さく笑いかけながら言った。
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skyラビット(プロフ) - Rimiria *さん» ありがとうございます！過去編の更新も頑張りますね！ (2019年5月2日 12時) (
レス) id: b373763655 (このIDを非表示/違反報告)
Rimiria * - 完結おめでとうございます(≧▽≦)！！過去編も見させてもらいます(^^) (2019年5月2日 12時) (レス) id: 39cb5e0646 (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - 全部読み終えたわ、、 (2019年4月20日 17時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - オリジナル、、琥珀さんのも読みたいです！ (2019年4月20日 17時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
skyラビット(プロフ) - 山下 琥珀さん» コメントありがとうございます！過去編は結構オリジナルな設定などがあるのでまだ作るのには時間がかかりそうです(^^; 琥珀さんの作品、いつも楽しく読ませていただいてます！琥珀さんも頑張ってください＼(^^)／ (2019年4月11日 20時) (レス) id: b373763655 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：skyラビット | 作成日時：2019年4月5日 18時
