63,どう考えても【悪魔の丸呑みトイレ】 ページ28
(サクラside)
アキ:「あのなぁ…どう考えても怪奇案件だろ。」
アキノリ君が呆れたようにケースケ君に言った。
何でも、ケースケ君のクラスメイトのマナミちゃんの愛犬であるテリーが公園で遊び終わって帰ろうとしていたときに、トイレへと行ってしまい、テリーの吠える声が聞こえたのでマナミちゃんが慌ててトイレの扉を開けると、テリーがいなくなったらしい。
ナ:「私もそう思う。」
ト:「僕も。」
アヤ:「私も…。」
ジュ:「ジータンも。」
サクラ:「妖怪以外に誰がそんなことするのさ…。」
ケースケ君以外の皆の意見が一致した。
ケ:「これ怪奇とかそういうんじゃないしー!てか、サクラに正論言われると自信なくすんだけどっ!!
で、でももしあれだったら、ウィスパーとかミッチーとか、来てくれてもいいんだよー?」
サクラ:「なんですとぉ!(`□´)
私はいつも正論言ってるよ!!」
ナ・アヤ:(怒った顔可愛い…(///∇///))
ウィ:「素直に怖いと言ったらどうですかねぇ…。」
ミッ:「私はナツメさんを守るので忙しい!」
ジュ:「ジータン、テリー、心配、だぜ…。」
ナ:「ジータンは優しいね〜!きっと見つかるわよ。」
本当優しいね!しかも可愛い(*´ω`*)
しかしその時、「デュフッ」と短い変な悲鳴が聞こえた。
ミッ:「ミーたんもテリー心配っ、めっちゃやさしいでっす!」
ミッチーが一つ目をハートにしてもじもじと猫を被ったような声で何かをアピールしている。
ウィ:「あーた…時々何振り構わないですよね…。」
さっきの短い悲鳴はどうやらウィスパーのもので、ミッチーが上げ下げしていたバーベルがウィスパーの身体の上へと落下したみたいだ。さっきからピクピクと痙攣している。
サクラ:「大丈夫?ウィスパー?」
ウィ:「うぃ……ウィス…。」
ウィスパーが力なく返事をした。
アヤ:「でも…確かに心配だよね?」
アキ:「ケースケ、テリーが消えたのは公園のトイレで間違いないな?」
アキノリ君がキメ顔で聞くと、ケースケ君はゆっくり頷いた。しかもアヤメさんをチラチラみてるし…。
アキノリ君はパソコンを立ち上げて、とある地図を表示した。その地図にはあちらこちら青いマークが散りばめられていた。
ト:「このマークは?」
アキ:「被害が確認された場所さ。」
ケ:「ひ、被害…?」
アキ:「そう、悪魔の丸呑みトイレのね…。」
ケ:「あ、悪魔の丸呑みトイレ?」
とアキノリ君の言葉に怯えながらケースケ君は聞いた。
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skyラビット(プロフ) - 幽宮さん» ありがとうございます! (2018年11月23日 18時) (レス) id: b373763655 (このIDを非表示/違反報告)
幽宮(プロフ) - skyラビットさん» 是非ぜひ!!そのために描いたようなもんです!(何を言ってるんだ←) (2018年11月23日 18時) (レス) id: c8dbb90d9d (このIDを非表示/違反報告)
skyラビット(プロフ) - 幽宮さん» 乗せてもいいですか? (2018年11月23日 18時) (レス) id: b373763655 (このIDを非表示/違反報告)
幽宮(プロフ) - skyラビットさん» いえいえ、こちらこそ!描かせていただきありがとうございます! (2018年11月23日 18時) (レス) id: c8dbb90d9d (このIDを非表示/違反報告)
skyラビット(プロフ) - 幽宮さん» ありがとうございます!嬉しいです!とても上手ですね!(*≧∀≦*) (2018年11月23日 17時) (レス) id: b373763655 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:skyラビット | 作成日時:2018年10月15日 23時