はたらく細胞短編集！！[はたらく細胞]

嫉妬させてみた[樹状細胞] ページ10

『あ、B細胞くーん！！！』


おーいお茶と、手を振る


B細胞君がこちらに気がついて、手を振り返してくれる


私は、B細胞君の元に駆け出した


『やっほーB細胞君』


B「赤血球ちゃんじゃないっスか」


『久しぶり』


B「久しぶりっス」


『あ、それって新しい……』


B「そうなんですよー新しい抗体です」


『おぉー』


いいね！と、ぐっとする


それから、ベンチに座りB細胞君と記憶細胞さんについての話をしたり、白血球4989さんが遊走中に挟まってるなどと話をした


パシャッ


『あれ？』


B「今、シャッター音……」


『あ、樹状細胞さん』


私の後ろにいつの間にか樹状細胞さんが立っている



『どうしたんですか？』


樹状細胞「B細胞君。これ」


ぴらっとB細胞君に何かの写真を見せる


スタッと立ち上がった


B「すみません！赤血球ちゃんまた今度！！！」


と、耳まで真っ赤にしながら走り去って行った


『ええ…(困惑)』


樹状細胞「あれ？どうしたんだろうね？B細胞君」


怖いよ？！笑顔が黒いよ？！樹状細胞さん！！てか、絶対ワザとでしょ？！分かってるよ？！


樹状細胞「ねぇ、赤血球ちゃん」


『はい？』


樹状細胞「これ、なに？」


と、写真を見せてきた。そこには、先程の私とB細胞君が楽しそうに写っていた


『？B細胞君と私じゃないですか？』


樹状細胞「随分と楽しそうだねー？」


いや、うん。怖いよこの人


『そそそそそ、そーですね』


樹状細胞「赤血球ちゃん？」


『はい？』


樹状細胞「分かってるよね？」


『へ、ちょ、まっ、』


END
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何だこのキリが悪い終わり方は……

そして、なんなんだこの文才は……


樹状細胞「次は、ヘルパーT細胞さんだってぇ。面白そうだねぇ」

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