検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:10,607 hit

5 ページ5

流川side




こりゃあまじに病院かな

桜木かー

あの野郎




頭がくらくらする中廊下を歩く









ガラガラッ








教室のドアを開ける









A『洋平…っ!ええ?!どうしたのその血!』




教室には1人だけ女がいた




他の女なら普通黙るのに

こいつは喋れば喋るほどうるさくなる

…だりぃ

女はバックの中から

消毒とティッシュと包帯を出す

…こんなん持ってる奴いんのかよ




A『こういうの慣れてるから任せて』


女は手慣れた手つきで俺の頭を手当する

顔に流れてる血をテッシュで吹く

そして頭に包帯を巻く


A『よし。これでおっけい』


医者かよってレベルの早さで手当は終わった


A『新生児以上に寝そうな居眠りくん』


男『…は』


A『私、坂本A!このクラスで見ての通りあなたの隣の席!あなたは?』


流川『…かわ』


A『?』


流川『流川楓』


A『流川くん』


なに俺こいつ相手にしてんだ


A『怪我したらそのままにしないでまず保健室行かなきゃ。と言っても、行くわけないか』


流川『…あんた』


A『ん?』


流川『…なんでそんなん持ってんだ』


A『え?…ああ、私の周りのおバカさん達がしょっちゅう怪我するから常に持ち歩いてんだ』


流川『…ふん』


バカどもか…

ガキか?



















A『ってことは…桜木くんと一緒か!』


流川『…?』


A『2人とも背高いからバスケ似合ってる!』


桜木ってあの桜木?

あいつもバスケ部?



洋平『A!』


こいつさっきのやつ…


洋平『とにかく来てくれ!って、…お前流川!』


この女とグルか?


A『じゃあね流川くん。また明日!』





…バカどもってあいつらの事か







流川『…坂本Aか』

6→←4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
30人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Kei | 作成日時:2020年2月19日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。