思い出しかない高校時代に戻ってたとかウケるんですけど【音駒高校】

5話 ページ7

『そうか、考えてなかった…
この時代なら、お宝のゲームが沢山あるはず！！』



思い立ったら、ということで
学校帰りに品揃えが豊富で有名なゲーム屋さんへとやってきた。

なぜこの頃の私はゲームに興味がなかったのか、叱ってやりたいくらいだ。
お店に入ると、ちょうどモンはんの映像が流れている。


今日、プリン頭くんがやっていたのと同じやつ。

やはり、エフェクトも、デザインも全部作り込まれている。
この技術、なかなか難しいんだよなぁ…

十年はたつのに、このゲームの売上超えられてないし

エフェクトが良くないのかな、我が社のゲーム。
それとも、キャラデザ？




『うーん…やっぱり、一番大事なのは装備か…
あくまでも個人的に、だけれども…
うん、エフェクトと効果音で、…』



ゆめからさめた時に、忘れないように
ぶつぶつと呟きながら歩く。

よし、ゲームを見に行こう、

そう思ってあるき始めた。
すると、どんっ、と何かにぶつかって




『す、すいま』



かしゃかしゃかしゃーん、と沢山のものが落ちた。

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