大丈夫 kwmr×izw ページ11
伊沢side
夜の街を歩く
灯りが眩しい夜の街
…1人になりたい…
誰にも見つからないとこへ
全速力で走る
『っはぁ…はぁ…っ』
『ぁ』
ある物につまづいて思いっきり転ぶ
『…痛い…』
俺はじわりと血が滲む足に目を向けた
ダメだ…立たないと
ふらりと立ち上がる。
ん…
窓のところに俺がかすかに映る
今にも泣き出してしまいそうな顔をしていた。
『…。』
｢ねぇ｣
後ろを振り向くと知らない人が居た
｢お兄さん、可愛いね。遊ぼうよ｣
……
『うん。』
考える思考なんて残ってなくて、
俺はつられるままに頷く
｢じゃあ、行こっか｣
手を引かれた
その時
｢触んないで｣
目の前には息を切らした河村さんが立っていた
｢俺のだから。手出さないで貰える？｣
真剣な眼差しであいつらを見つめる
｢ﾁｯ…｣
そう言ってあいつらは逃げていった
『なんで…ここに居るんですか…』
｢それはこっちのセリフ。｣
河村さんは俺の肩に手を載せる
『俺は…もう…何もかも嫌になったんですよ…！』
『何がクイズ王なんですか！？何が正しいんですか！？』
『失敗したら叩かれて！もう…嫌なんです！』
何もかもを吐き出した
…こんな事言ったら…嫌われるに決まってる…
でも…そっちの方が都合良いかな…
ｷﾞｭｯ
『河村…さん…？』
河村さんに抱きしめられる
｢辛かったよね。でも伊沢が誰よりも頑張ってる事俺知ってるよ。｣
｢クイズには誰よりも熱い想いをかけてる事知ってるよ｣
『…ぅ…ぁ…』
やっと…認められた…
今までは誰にも認められなくて。
｢大丈夫｣
その一言で今までの事全部が救われた気がした。
『お、れ…河村…さん、に…きら、われたく、なくて』
『言えな、くて…』
ﾁｭｯ
｢俺は伊沢の事嫌いになんかなんないよ｣
｢絶対に｣
『河村さん…』
『大好きです…』
｢俺もだよ｣
end
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眠りまくら - みやっちさん» 続編でも頑張ります！ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年5月30日 10時) (
レス) id: 5b3d5f8c89 (このIDを非表示/違反報告)
眠りまくら - ういかさん» 分かりました！続編で書かせていただきます！神のようなリクエストありがとうございます！ (2020年5月30日 10時) (レス) id: 5b3d5f8c89 (このIDを非表示/違反報告)
みやっち(プロフ) - リクエスト書いてくれてありがとうございますっっ！！あなたは神ですか？izwさん可愛すぎてニヤニヤしていました。本当に毎度毎度天才な小説をありがとうございます！続編でも頑張ってください！ (2020年5月30日 7時) (レス) id: 5652be2da4 (このIDを非表示/違反報告)
ういか(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます！リクエストって受け付けてますか？受け付けてるならfkr×izwでizwさんの寝顔とか可愛さ？をfkrさんがkwmrさんに話す…みたいな？できればで構いませんので！これからも頑張ってください(^ ^) (2020年5月29日 23時) (レス) id: 870724d1be (このIDを非表示/違反報告)
眠りまくら - みやっちさん» 毎回最高のネタをありがとうございますっっっ!!書かせていただきます!!ぜひこれからもリクエストお願いしますっ！ (2020年5月29日 21時) (レス) id: 5b3d5f8c89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠りまくら | 作成日時：2020年5月23日 20時
