大谷さんの初恋相手

6話 ページ6

今日の練習も含め仕事も終わり電車に乗った


大谷「…」

その時はすっかりからからで
助かったのだがAさんは居なかった
居て欲しかったな…ってアホか自分は


水原「あの娘居なくて悲しかったりする？」

大谷「思いません。」

水原「あの娘は思ってるかもよ？」

大谷「…」

水原「はぁ翔平さんとズレちゃったなぁ悲しい…🥺」

声を高くして言うもんだから
笑ってしまった

大谷「ふっ笑」

水原「何笑ってんだ、こう思ってるかもなんだぞ」

大谷「んな訳笑」

水原「あるかもなんだよ笑」

大谷「もしそうだったら嬉しいですね」

水原「！？」

大谷「あ、いや」

大谷「そういう意味では無くて💦」

水原「お前恋してんだろ！」

大谷「してません！！」

水原「ほんと素直じゃない奴だ！」

大谷「ほんとに好きじゃないんです」

水原「…」

大谷「まだ…/」

水原「いつかは好きになるんだね笑」

大谷「分かりませんけどね…」

大谷「Aさんがもし素敵な方だったら好きになるかも知れない。その確率は低いですけど笑」

水原「そうかぁ俺はまだ全然話したことないから良い人なのかは分からないけど良い人な気がする笑」

大谷「僕だって全然知りません。良い人な気がするのは僕もですけど」

水原「分からないからね」

水原「これから知っていきな」

大谷「時間があれば」

大谷「野球に尽くしてるんで」

大谷「これから話す機会はあまり無いかもですけど」

水原「そうだね」

大谷「きっとAさんも仕事が忙しいと思いますし…てか恋愛する気ありませんから！」

水原「えぇ！キュンとするの楽しいよ？」

大谷「…知りません。そんなの」

水原「だから知る機械だよ！」


？「う"う"ん」

他の電車に乗っている人に、う"う"んと言われてしまった笑声が大きかったんだろう

大谷「あ、すいません💦」

水原「気を付けますm(_ _)m」

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