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三十五話 ページ37

煉獄目線









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煉父「杏寿郎!」




煉「父上!戻られていたのですね!」





煉父「変わらず修行か。偉いなお前は。
型はいくつまで覚えたんだ?」




煉「陸まで覚えました!」




煉父「凄いな……杏寿郎、お前は立派だ。お前はきっと将来強い剣士になる。」










































__俺は人より強く生まれたらしい。




俺の姓、代々鬼を滅殺してきた。





































































………鬼なんて本当にいるのだろうか。






俺はこの目で見たことがない。







父上は毎夜毎夜鬼狩りに行っている……らしいが



伽話、ただの言い伝え。




”鬼殺隊”はただの夜の見回りをしているだけで


実は鬼なんて、

鬼なんていなくて___、

















































































俺は……何のために生きているんだ。




俺は強く生まれた。



それは弱き人を助けるため。





では弱く生まれていたら?



そもそもこの家の人間に生まれていなかったら?




何のために生きていたのだろう。


俺の生きる理由……



果たすべきことはなんだったんだ?



……分からない



今度母上に聞いてみようか。









煉「だめだだめだ!集中!」パチン((頬を叩く









明日は丸一日父上が久しぶりに稽古をつけてくださるんだ。それに向けて少しでも学ばねば。



順当に次は漆ノ型を……










































































































モブ「杏寿郎様!瑠火様が……!!!」









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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎   
作品ジャンル:アニメ
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ひまわり(プロフ) - こんばんわ☆夢主ちゃん、、復活するなんて、、実は生きていたなんて有り得ないですよね?(;A;)ううー染みます~!! (2020年11月26日 1時) (レス) id: 65eadd5f9d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こもも。 | 作成日時:2020年11月13日 22時

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