三十一話 ページ33
A目線
師匠に拾ってもらって、
鍛えられて、
人を救けろと言われた時、
正直よく分からなかった。
ただ鬼を斬るだけでしょ、って。
だけど鬼殺隊に入ってから自分の考え方がすごく変わった。
みんな明確な意思を持って闘っている。
その中にいるだけで自分の考えも変わっていくものだ。
鬼を斬ると
「ありがとう……本当にありがとう……」
泣いて感謝を述べられる。
あぁ、これが人を救けるってことなんだと。
この人の笑顔を守れた。
それだけで自分も笑みが零れる。
だけど自分がまだまだ弱くて、守れないこともあって、自分の仲間がどんどん死んでいって、
こんなにも人は呆気なく死ぬ事も同時に知ってしまった。
同期の仲間が死んだ時は散々泣いた。
後からまだ自分はこれが出来た、あれが出来たんじゃないか、と色々なことが込み上げてくる。
思いは伝えられる内に伝えなきゃいけないと思った。
自分に正直に生きようと。
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ひまわり(プロフ) - こんばんわ☆夢主ちゃん、、復活するなんて、、実は生きていたなんて有り得ないですよね?(;A;)ううー染みます~!! (2020年11月26日 1時) (レス) id: 65eadd5f9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こもも。 | 作成日時:2020年11月13日 22時