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彼女はクラスに馴染めずにいた。
誰からも嫌われていて__邪魔者__のよう。
「あ、相川さん!お弁当一緒にどう、ですか?」
初めてAから何かを誘われ、嬉しかった。
「良いよ。僕の秘密の場所で食べよっか!」
秘密の場所というんだけど裏庭なんだけどね。
あそこだったらいつまでも日陰だから楽なんだ。
女子はAに絶えず冷たい目を向けている。
敵視しているみたいなんだけど僕はああいう女子は苦手だからなぁ。
そんな女子たちを置いて僕はAと裏庭に向かった。
「あ、暑い…。
流石に真夏に長袖は死んじゃいますぅ…」
真夏に長袖でいる二人なんて可笑しいし
太陽の光が降り注ぐグラウンドを超えなければいけないから辛い。
「つ、着きました!」
そんなこんなでついた裏庭は先客もいなく二人きり____なはずだったのに。
「まふじゃん。それに...噂の転校生?」
何でそらるさんがいるんですか......?
今日に限って......。
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