クラスの地味女が人気歌い手だった件その１

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Aside

今日はまふまふさんと会う日だ！

とは言いつつも服は相変わらずダサイ。

だってさ茶髪のショート、雲のピン、紺のセーターに白色のジーンズ、薄緑のブーツ。

何これ…。

センス無さすぎワロタ。

難しいよー！

最低限の荷物は持ってかないとな。

と私は引き出しの中から数枚お札を出す。

それをエメラルドグリーン色の財布に入れる。

それを桜色の鞄に財布、鍵を入れる。

今日は母親がいない。

外出中だから。

序でに家でしよう。

とボストンバックに日用品を詰める。

学校の荷物も。

序でに機械も入れとこ。

良し。行こう。

私は鍵を閉めて家を出る。

母親は友達と遊ぶとしか伝えてない。

私は自分が指定した場所へ向かう。

どんな人なんだろうな。

そこには群がる女性群が。

しかも私の指定したカフェじゃん！

「どーしたの？まふ君がこんな所いるなんて」

「え、えっと…。」

まふ君ってまふまふさん？

「あの…。」

「君がまりもちゃん？」

「は…はい…。」

ええ…。何か怖いんだけど…。

「リスナーさんじゃないよね？」

「じゃあ私のスマホ見ますか？
一応…。」

まふまふさん？は「はい。失礼します。」と私
のスマホを覗く。

緊張するな…。

「まりもちゃんだね。
そのボストンバックどうしたの？」

「い…家出してきましたっ！」

あ…。素直に言っちゃった…。

「僕の家…来ます？貴女みたいな声を
ほっとけません。」

え…？良いんですか…？

「あんな女の子がまふ君と…？」

「それな。誰…？」

私は赤っ恥をかく。

けどまふまふさんがおいでと言ってくれているのには逆らえないかもしれない。

「まふまふさんが良いなら…。」

と私の腕を掴み歩く。

OKなんだ。

宜しくお願いします。

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