クラスの地味女が人気歌い手だった件その１

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「そうなんだよー！」

とナチュナルサイコパスが言うと坂田さんに拳骨を食らう。

痛そー。

「でもAと天月君が幼馴染関係なのが意外。」

「だからあからさまに態度が違ったのかー。」

これって報告事項？

「このことって今日する配信の報告事項になる？私としては秘密にして欲しいんだけど…。」

「えー？何で？誤解招かなくて済むと思うよ？」

何…？天ちゅ。

煩いんだよー！！

「そんなことするんなら俺は今日の配信お休みします。まだ歌いたい曲たくさんあるから。」

本当だもん。

まだ10曲しか歌えたなくて歌い手未満だから。

暗めの曲ばっかだったから明るい曲歌おうかな。

「やめよ？それは。だって悲しいじゃん。
ツイッターででもそう呟いてるし。」

私より上手だ…。

こいつ…。

「分かった。但し翔太がこのこと口にした瞬間抜けっから。」

と言う半ば脅しの条件。

「どうもまふまふと！」

「浦田とー」

「坂田と！」

「まりもとー」

「天月です！」

今日はテレビゲームができない。

だから「はぁって言うゲーム」をすることになった。

どうやらこのゲーム前に事件が起こっているよう。

そんな無理してやわなくていいんに。

料理企画とか。

「料理企画やろ？俺1人で良いからさ。」

と言うと翔太が…。

「ね！僕とやろ！？」

「無理。」

「即答w」

「企画変えるか。」

と私の無茶振り？で料理企画に。

チームは私単独、まふ月うらさか。

作る条件は1000円以下なもの。

んー。何作ろう…。

唐揚げとか？

良し。買い物行くか。

「買い物行ってきます。」

「行ってらっしゃい。早めにお願いね。」

「了解！」

早足でスーパーへ向かう。

唐揚げで必要な材料を買って。

レシートは取っておかないと証拠にならないし。

早足で帰る。

「ただいまーです。」

「あ、おかえり。」

「油使うから注意してね。」

「？？分かった。」

私が唐揚げを作ったらどんな反応をするのかな。

1人じゃないよね。クオリティ高いの。

とまふたちも買い物に行った模様。

さっさと作りますか。

私は慣れた手つきで唐揚げを作る。

あとは低温で揚げて…っと。

出来た！

とそのところにまふたちも帰ってきた。

「終わったから自由にどうぞ。」

「えっ！早くない！！？」

と驚かれる。

それは…慣れてるから？

わちゃわちゃしながらも出来た様。

「それじゃ一番早く出来たまりもから！」

「私が作ったのは唐揚げです！
一応レシートもあります。」

とレシートを見て一言。

「こんな低コストでよく作れたな。」

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