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カランカラン


今日はお客さんが来た。

珍しい。

滅多に来ないのに。

「綺麗な音色ですね。私の知り合いもいつかこうなってたのかな。」

思い出話か。

しかしそれは違った。

「その人ね、凄く賢かったの。
でもある事件を起こして私の目の前から姿を消したの。」

確かに僕はある女性の前から姿を消した。

確かに似ている。

僕が姿を消した女性に。

「あの、その人の話、もっと聞かせてくれませんか?」

「えっ?全然良いですよ!珍しいですね。この話に興味があるなんて。」

僕が姿を消した人の名前は…。

興河(よかわ)さん。

けれどその人は…。

「あっ!自己紹介してませんでしたね。
私はレアナ。レアナ・スビャルツ。
噛んじゃいそうでしょ。」

「確かに噛みそうですね。」

と笑い混じりに返す。

その人––レアナさんの笑顔は弾けていた。

まるで……。

僕の太陽だ。

○2→



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設定タグ:ジョジョ5部 , 黄金の風 , フーゴ   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:tama | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年1月9日 18時

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