海のコック ♀【ONE PIECE】【ロロノア・ゾロ】1

No.9 ページ9

ル「よかったなーお前っ!!」

「メシ食わせて貰えてなー！！死ぬとこだったなーはっはっは！おいコック！お前 仲間になってくれよ！俺の海賊船のコックに！！」


『「あァ？」』

コイツは....クソジジイと一緒に落ちてきた男か？




ーーー





『お前海賊なのか.....！何でまたこの店に砲弾打ち込んだりしたんだ？』

ル「ああ、あれはな？事故なんだ！正当防衛の流れ弾だ」

『何だそれ』


コイツ面白い奴だな...一つ忠告しとくか。


『...何にしてもこの店に妙なマネはしないほうがいいよ。ここの店主(オーナー)は元々名のある海賊団のコックでね』

ル「へー...あのおっさん海賊だったのか！」


おいおい...普通はビビるもんなんだけど？呑気だな....


『そのクソジジイ(・・・・・)にとってこのレストランは宝みたいなもんなんだ。
　その上あの男に憧れて集まったコックどもは全員海賊ばりに血の気の多いやつばかり...
　まあ海賊も往来するこの場所にゃ うってつけのメンツなんだけどね。』

ル「ほんと騒がしいもんなー この店」

『まーね これが日常。最近じゃ海賊とコックの乱闘を見にやってくる客もいるぐらいだし。』


でもそのせいでバイトのウェイターがびびって逃げ出したんだ。私が雑用やってるし....

ル「はーん それでか！俺に一年も働けっつってんのは...
　 まーいいや、仲間になってくれよ お前！！」

『...それは断る』

コイツと行くのも楽しそうだけど、私には...

『...私にはこの店で働かなきゃいけない理由(・・)があるんだ』


ル「いやだ!!断る!!!」

『な...何を？💧』

ル「お前が断ることを俺は断る！お前はいいコックだから一緒に海賊やろう！！」

『オイオイ...私の言い分を聞けよ...』

ル「理由ってなんだ...？」

『お前にいう必要はない。』

ル「今聞けって言っただろ！！」


...はあ。だから！

『私が言ってんのは私の意見を聞き入れろってこと！！三枚にオロすぞこのクソ麦わら野郎！！』

ル「何だと 麦わらをバカにするとブッ飛ばすぞこの野郎！！」

は？そこかよ！！意味わかんね！！！

ギ「話割ってすまねェが...」

「『なんだ！！』」

ギ「俺はクリーク海賊団の「ギン」ってものなんだが...あんたも海賊なんだろ？目的はあんのかい？」


クリーク海賊団 ギン

No.10→←No.8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す