海のコック ♀【ONE PIECE】【ロロノア・ゾロ】1

No.8 ページ8

海賊は今にも空腹で死んでしまいそうだ。

そんな事をサンジュは考えていた。



ガン!!



...一瞬だった。パティは拳を海賊の脳天めがけて振るう。
その拳は衝撃で椅子は真っ二つに割れるほどの威力だ。
コック達から歓声が上がる。


ゼ「パティの野郎 店のイスを...！」

ル「すげーパワー...」


パ「代金払えねェんなら客じゃねえじゃねェか!!」

客「いいぞコック！！」

コック「海賊なんてたたんじまえ パティさん！！」

ギ「う”...」









サンジュは黙って厨房へ戻っていった。





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ギ「........」ぎゅるるるう....

外へ追い出された海賊は、バルコニーで倒れていた。

コトッ....


サンジュはそこに、皿を置いた。


『食え』


ただ一言、それだけ言って。近くに腰を下ろした。

ガツガツ...ガツガツ！！

ギ「面目ねェ...面目ねェ！！」

『！』

ギ「こんなにうめェメシ食ったのは...おれは初めてだ...！！



....そうかよ。

恥ずかしくて、サンジュは口には出さない。



ギ「.....面目ねェ 面目ねェ！！...死ぬかと思った...！もうダメかと思った....！！！」ポロポロ ポロポロ


その言葉を聞いて、私はニッと笑った。


『クソうめェだろ』







そんな場面を見ていたのは、未来の海賊王。


ル「いいーコックみつけたぞ！！」ニイッ

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